七彩の恋を描く −澄空に、この想いを−

春の、香り。

朝陽に照らされた若葉のような。

柔らかな風に舞う桜花のような。


みずみずしく、可憐な''始まり''を告げる香り。


いつだって、春は鮮明だ。

美しい虹の光を纏って。

目を逸らしたくなるくらいに。


―――ゆっくりと、季節は巡る。

あの春のわたしを置いて。


また新しい、春が来る―――。