「ねー!日和、今日一緒に帰ろ!」
「用事あるって言ったでしょ?じゃあね」
「じゃーねー」
日和が鞄を纏めて、教室を退室すると詩織が着いて来ていた。
「詩織ー、バレてるよー」
日和が振り返り詩織に指摘をする。
「もー!勘良すぎ無い!?」
「隠し事する日和が悪いんだよー!」
だが、注意をするも詩織は無視して日和の横をぴったりくっついて来た。
「予定あるから本当に帰るね!」
走って詩織を振り切ると日和は急いで家の中に入った。
だが、数分後玄関のチャイムが鳴る。
「はーい」
玄関の扉を開けると、とびっきりの笑顔の詩織が立っていた。
「やっほー!」
「詩織……」
「追いかけて来ちゃった♪もー!隠し事なんて酷いじゃん!外に車も無いし予定なんて本当にあるのー?」
詩織が怪訝な眼差しで日和を見つめる。
観念した日和は詩織を自室に招き、麦茶を淹れる。
「おまたせー」
自室に戻ると、詩織は日和の部屋を物色してファッション雑誌を見ていた。
「あ、おかえりー。日和もこれ持ってたんだ?凄い人気だもんねー……」
「……で、何しに来たの?普段ならここまでしつこくないでしょ?」
日和が詩織に問いかけると
「それねー……実はね、日和が千歳先輩と住んでるんじゃないか?って思って」
「な、なんでそう思うの?」
「いやー、何となく?でもさ……日和、千歳先輩の授業内容言ってもないのに知ってたりするじゃん?」
たぶん、お母さんと話してた時に聞いた内容のことだと察した日和は誤魔化すためにはどうしたものかと頭を悩ませる。
「日和?」
「ん?」
「怪しーなー……」
再び詩織が怪訝な眼差しを日和に向ける。
「まぐれだよ」
必死に話題を逸らしつつ、日和は詩織が帰ってくれるように誘導していた。
「ただいまー」
時間が経ってお母さんが帰ってくると、詩織はようやく帰ると言い出した。
「じゃあ、また明日ねー」
「はーい、またね」
挨拶を済ませた詩織が部屋の扉を開くと目の前に千歳が立っていた。
「えっ……千歳先輩?なんでここに……?」
「し、詩織……ちゃん……」
「ちょっと日和!どういうこと!?」
さっきまでの穏やかさは無くなり、詩織に問い詰められる。
「これは……」
「ごめん、告白してくれたのに隠すようなことをして……実はここ僕の実家で日和ちゃんの家族が再婚相手なんだ」
千歳が日和に代わり、詩織に説明してくれたが……
「なに……それ」
詩織はそのまま放心状態になってしまったのか、そのまま身体が傾いていき、千歳に倒れ掛かると千歳と一緒に階段を転げ落ちていった。
「千歳先輩!詩織!」
「ちょっと、千歳君大丈夫!?」
下からお母さんの声が聞こえてくる。
「千歳先輩!大丈夫ですか!?」
急いで階段を降ると、千歳に乗りかかり詩織が千歳を抱き寄せキスしていた。
詩織が慌てて退くと、ふたりとも動揺したようによそよそしくなる。
「大丈夫……です。詩織ちゃんも大丈夫?」
「だ、大丈夫です!」
「本当?大丈夫?」
心配するお母さんは念の為に病院に行こうと詩織と千歳を誘う。
「詩織ちゃんの所にも通話しておくからね」
「はい、よろしくお願いいたします」
こうしてお母さんは、詩織と千歳を連れ出し病院に行ってしまった。
「用事あるって言ったでしょ?じゃあね」
「じゃーねー」
日和が鞄を纏めて、教室を退室すると詩織が着いて来ていた。
「詩織ー、バレてるよー」
日和が振り返り詩織に指摘をする。
「もー!勘良すぎ無い!?」
「隠し事する日和が悪いんだよー!」
だが、注意をするも詩織は無視して日和の横をぴったりくっついて来た。
「予定あるから本当に帰るね!」
走って詩織を振り切ると日和は急いで家の中に入った。
だが、数分後玄関のチャイムが鳴る。
「はーい」
玄関の扉を開けると、とびっきりの笑顔の詩織が立っていた。
「やっほー!」
「詩織……」
「追いかけて来ちゃった♪もー!隠し事なんて酷いじゃん!外に車も無いし予定なんて本当にあるのー?」
詩織が怪訝な眼差しで日和を見つめる。
観念した日和は詩織を自室に招き、麦茶を淹れる。
「おまたせー」
自室に戻ると、詩織は日和の部屋を物色してファッション雑誌を見ていた。
「あ、おかえりー。日和もこれ持ってたんだ?凄い人気だもんねー……」
「……で、何しに来たの?普段ならここまでしつこくないでしょ?」
日和が詩織に問いかけると
「それねー……実はね、日和が千歳先輩と住んでるんじゃないか?って思って」
「な、なんでそう思うの?」
「いやー、何となく?でもさ……日和、千歳先輩の授業内容言ってもないのに知ってたりするじゃん?」
たぶん、お母さんと話してた時に聞いた内容のことだと察した日和は誤魔化すためにはどうしたものかと頭を悩ませる。
「日和?」
「ん?」
「怪しーなー……」
再び詩織が怪訝な眼差しを日和に向ける。
「まぐれだよ」
必死に話題を逸らしつつ、日和は詩織が帰ってくれるように誘導していた。
「ただいまー」
時間が経ってお母さんが帰ってくると、詩織はようやく帰ると言い出した。
「じゃあ、また明日ねー」
「はーい、またね」
挨拶を済ませた詩織が部屋の扉を開くと目の前に千歳が立っていた。
「えっ……千歳先輩?なんでここに……?」
「し、詩織……ちゃん……」
「ちょっと日和!どういうこと!?」
さっきまでの穏やかさは無くなり、詩織に問い詰められる。
「これは……」
「ごめん、告白してくれたのに隠すようなことをして……実はここ僕の実家で日和ちゃんの家族が再婚相手なんだ」
千歳が日和に代わり、詩織に説明してくれたが……
「なに……それ」
詩織はそのまま放心状態になってしまったのか、そのまま身体が傾いていき、千歳に倒れ掛かると千歳と一緒に階段を転げ落ちていった。
「千歳先輩!詩織!」
「ちょっと、千歳君大丈夫!?」
下からお母さんの声が聞こえてくる。
「千歳先輩!大丈夫ですか!?」
急いで階段を降ると、千歳に乗りかかり詩織が千歳を抱き寄せキスしていた。
詩織が慌てて退くと、ふたりとも動揺したようによそよそしくなる。
「大丈夫……です。詩織ちゃんも大丈夫?」
「だ、大丈夫です!」
「本当?大丈夫?」
心配するお母さんは念の為に病院に行こうと詩織と千歳を誘う。
「詩織ちゃんの所にも通話しておくからね」
「はい、よろしくお願いいたします」
こうしてお母さんは、詩織と千歳を連れ出し病院に行ってしまった。



