比翼連理—たとえ明日が来なくても、あなたを愛したことだけは消えない—

病気のことを隠していてごめんなさい。
怖かったんです。
知られたら離れていくんじゃないかって。
重荷になるんじゃないかって。嫌われるんじゃないかって。

でもあなたは違いました。抱きしめてくれました。
「離れない」って言ってくれました。
あの日のことを思い出すたびに、今でも泣きそうになります。嬉しかったから。幸せだったから。
私ね、本当はもっと生きたかった。

卒業式に出たかった。大学へ行ってみたかった。
大人になってみたかった。保育士にもなりたかった。
蒼とたくさん喧嘩もしたかった。
たくさん仲直りもしたかった。
もっと手を繋ぎたかった。もっと隣を歩きたかった。
もっと好きって言いたかった。
もっと、もっと、もっと。
あなたと未来を生きたかった。

でも、それが叶わないことも分かっています。
だからお願いがあります。