願いのその先



「……わぁ、すごいっ。本当にデイジーがたくさん咲いてるっ!」

数分歩けば、デイジー公園に着く。

そしてその景色を見て、美衣菜は感動の声を上げた。

「でしょ?私の行きつけの場所」

少し嬉しくなって、どうでもいい情報をつけ足してしまった。

しかし美衣菜は気にしていないようで、公園内をゆっくりと見渡す。

私もつられて、色とりどりのデイジーを目に焼きつける。

…ふと、花の図鑑で読んだ花言葉を思い出した。