願いのその先



混乱して、言葉の意味をよく理解できなかった。

でも、これだけは分かった。

紗英と伊緒とは、友達じゃなかったんだ……。

1番知りたくなった部分だけを理解してしまい、霧の中にいるかのように目の前が霞む。

深い海へと突き落とされた感覚に陥って、思わずふらつくと――