願いのその先



――そして昼休み。

私は財布を持って教室から出る。

海佳はもちろん、いつも一緒にいるグループの子たちはだれ1人として追いかけてこない。

それに私は、すっかり慣れていた。

2階にある教室から、1階にある購買へ向かう。

親は共働きで忙しいから、お弁当なんて作ってもらえるのは、夢のまた夢だ。