願いのその先



その時、視界の端に見覚えのある2人が映った。

たった今登校してきた優子と三津が、見違えるように変わった私の姿を見て目を見開く。

「え……っ!?も、もしかして」

「春海っ!?」

三津の大きな声が教室に響いた。

瞬間、

「嘘っ!?春海って、大山(おおやま)さん!?」

「な、なんであんなに綺麗になってるの!?」

キンキン声で騒ぎ出すクラスメイトたち。

私はにっこりと笑い、口を開く。