願いのその先



私たち三人は、全員ブスだ。

一重の米粒みたいな目とは対象的に、鼻は大きい。

手足は短く、肌は白とは無縁な色をしている。

クラスで1番背の小さな優子は、ただでさえ小さな目をさらに小さくするメガネをかけていて、頬に散らばったそばかすは赤毛のアンを彷彿とさせる。

そんな優子とは反対に、無駄に背が高い三津は、痩せ型でダイエットをしているわけでもないのにいつも頬がこけている。

そんな優子と三津に比べれば、私が1番マシだと思う。

いかにもブスという顔をしているだけで、顔も体もそんな大きくないし、胸も巨乳ではないけど貧乳ってサイズではないから。

それに、地味子代表のメガネをかけているわけでも不気味に頬がこけているわけでもない。

でも、そんなので満足するやつはバカだ。

優子も三津はそう思わないのだろうか。

まぁ思っていたとしても、私みたいに行動する勇気はないだろうけど。

ブスが幸せに人生を終えるわけない、だから私は――をする道を選んだ。