「ねぇ見て、昨日おすすめに流れてきたんだけどさー、こいつブスすぎない?」 「コメ欄でも言われてんのに、自覚なし!?」 「自覚アリのほうがまだマシー」 「それなー」 「まぁでも、ブスってだけで人生損だよねっ!」 最後の言葉が、私に向けられたのは火を見るより明らかだった。 うつむいて、机の下でギュッとスカートを握る。 恥ずかしい。 悔しい。 ――と、前の私ならそう思っていだろう。 でも、可愛いだけで偉そうな顔をしているあの2人は、明日には驚いた顔になるのをまだ知らない。