「そんなの、岩木さんと友達になりたいからに決まってるでしょっ?」 「…友達に?」 うん、と笑顔を向ける。 「岩木さんはだれにも媚びてないし、堂々と本を読めるしかっこいい人だなって前から思ってたの!」 「…そうなんだ」 それっきり口を閉ざしてしまった彼女。 友達いない歴=年齢って感じだと思うから、感動しているんだと思う。 だからあたしも話しかけなかった。