「仲良く、見えるんですか?」
「え?もちろん」
「へぇ。でも、私がこの外見じゃなかったらそもそも近づくことすら出来なかった。それに、海佳の機嫌を損ねないようにいっつも気使ってますから。私がどれだけ……っ」
言葉が出てこなくて、制服のリボンをギュッと握る。
海佳と『友情の証だね』ってお揃いにした、このリボン。
でも、そこまで行き着くために私がどれだけ努力したと思ってるの?
亮先輩なんかに、分かるわけない。
そもそも彼に当たっていいわけでもない。
けれど、私の口は別の生き物のように動き続ける。
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