「あの……じゃ、おれ帰る」
「ちょっと待って」
シートベルトをはずしかけた手をつかまれ、どきっとした。思わず顔を上げると、視線がぶつかった。暗い車内で、街灯の明かりに照らされた葉一の顔は切迫していた。つかまれた腕から熱が伝わり、全身に広がった。
「な、なに……?」
葉一は黙っている。家に行ったときも、車の窓から夜景を眺めたときも、葉一はいつもどおりに見えた。今はちがった。あのときとおなじ眼をしている。植物園の温室で、雨の音を聴きながら……
「もう1回していい?」
植物園を出てから、ふたりともそのことは一度も口にしなかった。まるでなにもなかったかのように。しかし、どちらも心の奥で意識していた。態度に出さなかったのは、たぶん怖かったのだと思う。葉一はおれの真意に触れることを、そしておれは……
「嫌じゃなかったんだよな?」
決して無理矢理ではなかった。雰囲気に流されてしまったとはいえても、不快だったわけではない。
「初芽……」
触れた皮膚の表面から、葉一の緊張が伝わってくる。ゆっくりと葉一の顔がちかづいてくる。鼻先が触れそうになったとき、おれは顔を横に向けて避けた。
「……ごめん」
こめかみのあたりに葉一の吐く息の熱を感じた。
「やっぱ嫌だったか?」
「嫌ではないけど……」
どう伝えていいのかわからず、俯いた。いつもなら、なにも聞かずに飲み込んでくれる。しかし、葉一の手は離れていかなかった。もう片方の手をおれの顎に触れさせ、静かに向きを返させる。
「初芽、おれやっぱあきらめないとだめ?」
苦しげに眉間に深い皺を刻み込んで、低くうめくようにいう。
「この先もずっと一生無理なの? 絶対だめか?」
ずるい、と思った。葉一ではなくおれのことだ。気持ちに応えられないとはっきり伝えておきながら、キスをゆるし、家にも行き、食事を終えても帰りたがらなかった。思わせぶりな態度だと思われてもしかたがなかった。葉一は一日中おれを気遣い、下心のひとつも見せず、楽しませてくれた。楽しい時間を過ごせたのは葉一のおかげだった。それなのにおれは、葉一を苦しめるだけだとわかっていながら、自分の都合を優先した。
「ごめん……」
これ以上中途半端な態度で葉一を傷つけるわけにはいかなかった。おれは葉一のジャケットの胸に手を張って、ふたりの間に距離をつくった。
「初芽……」
唇が触れそうな位置に葉一の顔がある。体格差があり、狭い密室だ。強引に抱き竦められれば抵抗しても無駄だろう。しかし葉一はそうしなかった。自身の欲望を抑えつけるように深く息を吐いて、おれの肩口に額を擦りつけた。
「……ごめんな、しつこくて」
小さく首を横に振る。悪いのはおれだ。
葉一といる時間は穏やかで、刺激もあり、心の底から楽しいと思えた。できるならずっとつづいてほしいとも確かに思った。だからこそ、楽しすぎて、心地よすぎて、怖くなった。友人同士の関係とはちがい、すれちがい別れる可能性も常につきまとう。葉一を手に入れる喜びよりも、失う恐怖のほうが大きかった。おれは葉一のように勇敢ではない。一歩踏み出す勇気は持てなかった。
「おれも今日ずっと楽しかった。初芽ずっとかわいかったし、キスできて、ほんと夢みたいだった」
おれの肩に頭を預けていた葉一が顔を上げた。灼けるような眼差しは消え、雨上がりの雲のようなやさしい笑顔を浮かべていた。
「振られたけど、後悔してない。初芽を好きになって、告白してよかった」
両手でおれの頬を包み、にっこり笑う。指先だけで軽く両頬を叩いてから頭を撫でてきた。
「葉一くん……」
「友達でもいいからさ、なんかあったら、もっとおれのこと頼って。おまえのこと死ぬほど好きな男がいるって、頭に入れたままにしといてほしい」
頷くことしかできなかった。
「じゃあな。また今度メシ食いに店行くわ」
また頷いた。葉一が手を伸ばしてシートベルトをはずしてくれた。ドアを開け、体を外に出し、振り向くと、葉一が身を乗り出して、おれを見上げていた。
「おやすみ」
「おやすみ……」
手を振る葉一をもう一度振り返ってから、マンションに向かって歩き出した。踏み込む足が鉛のように重く感じるのは疲労のせいではないだろう。
角を曲がるときも、葉一はまだ車を停めて見送っていた。軽く手を挙げてから、左折した。自宅マンションまでは数十メートルもない。
マンションの部屋には明かりがついていた。凪砂はもう帰宅しているらしい。
腕や肩や頬にまだ葉一の手の熱が残っているようで、全身が熱かった。今帰宅すれば、動揺を悟られてしまうだろう。おれはマンションの前で部屋の明かりを見上げながらしばらく佇んでいた。そのうち、スマホが鳴った。葉一から届いたLINE。台場で夜景を背にふたりで撮った写真が送られてきていた。葉一のスマホで撮影していたのだ。
写真のなかで、葉一と顔をちかづけ微笑んでいる男をおれは知っているはずなのに、まるではじめて見るかのような感覚に襲われた。
おれ、こんな顔してたんだ……
いつも、だれかに嫌われることを極端に避け、だれにも気にされないよう息をころしてきた。凪砂といるとき、気楽に感じられたのは、だれもが凪砂に意識を向け、隣にいるおれの存在には気づきもしないからだ。葉一のように、おれを、おれだけをずっと見ている人間がいたことを知らなかった。考えもしなかった。そんな人間とはほかに会ったことがなかった。これからも現れないだろう。
写真を見ていると、今度はテキストメッセージが届いた。「おつかれっ!」と短い文章だった。
昨日までは、寝る前に必ず「大好き」とか「早く会いたい」と送られていた。今日からはちがう。短い挨拶文は、おれたちが再び友人同士にもどったことをこれ以上なく明確に表していた。
喜ばしいことのはずだった。わだかまりもなく、なにも変わることなく、今日あったこともすべて忘れて、また平穏な日々を送ることができる。
スマホの文字を見つめ、また顔を上げ、部屋の明かりを見つめた。凪砂が待っている。夕食は済ませただろうが、明日の朝食の準備もしていない。今日休んでしまったから明日はフルで出勤しなければならない。家の掃除もしていないし、洗濯も……今日は凪砂が衣装を持ち帰る日だ。読みかけの本もあるし、ああそうだ、明日は燃えないごみの日で……
呼吸の音で我に返った。他人のものかと思ったがちがった。おれの呼吸だ。気づくと走り出していた。
おれ、なにしてんだろ……
心と体が分離してしまったかのように意識が遠い。足だけが、ぜんまい仕掛けの玩具のようにひたすら歩道を疾駆していた。
もういないかもしれない。とっくに帰ってしまっているかもしれないのに……
角を曲がった。運動不足の体が悲鳴を上げはじめていた。荒い息を継ぎながら、両膝に手を置いてうなだれた。心臓が跳ねる音も聞こえていた。
顔を上げた。葉一の車はおなじ場所にまだあった。運転席でステアリングに突っ伏している葉一の頭が見えた。
胸が圧しつぶされそうだった。再び走った。
葉一はおれに気づいていなかった。交差した両腕に頭を埋めて突っ伏している。
助手席のドアには鍵がかかっていなかった。声もかけずにドアを開けると、葉一が驚いて跳ね起きた。
「初芽?」
ドアを開けたまま車内に飛び込んだ。助手席のシートに膝をつけ、全身を運転席に雪崩れ込ませた。不意を衝かれた葉一が慌てて両腕でおれの体重を受け止める。額同士が衝突し、痛みが走ったが、すぐに感覚は消えた。葉一の顔をつかみ、唇に唇を圧しつけた。キスと呼べるようなものではなかった。ほとんど激突に近かった。
葉一は一瞬狼狽したように身を固くしたが、すぐにおれの肩をつかみ、腰を引き寄せて、全力でかき抱いた。キスが深くなり、わずかな隙間から唾液があふれた。植物園でのキスは触れただけの軽いものだった。比較にならないほど熱く、乱暴で原始的なくちづけだった。
上半身を葉一の体に凭せかけ、脚を助手席のシートに投げ出した不安定な姿勢で、おれは必死で葉一にしがみついていた。
「初芽……」
おれを見つめる葉一の眼には戸惑いが浮かんでいた。目尻が赤く腫れていた。泣いていたのかもしれないと思った瞬間、感情が津波のように押し寄せ、あふれ出た。
「おれ、葉一くんのこと好きになりたい」
ほとんど叫び声になっていた。葉一の首に額を圧しつけ、全身の力を込めて抱きついた。
別れる未来を予想するよりももっと怖かったのは、葉一を好きになってしまうことだった。おれはたぶん、これまで他人を好きになったことがない。そういう気持ちは自分には訪れないものとあきらめていた。もしそうなってしまったら、自分が壊れてしまうのではないかという予感めいたものも感じていた。だから出会いたくなかった。ずっとそばにあったとは信じたくなかった。
「葉一くんを好きになりたい……」
感情が爆発したのははじめてだった。瞼に熱を感じた。どうやら涙が出ている。感情とともにあふれてしまったのかもしれない。細かく振動しながら呼吸に合わせて大きく上下するおれの体をやさしく包み込んで、葉一がおれの名を呼んだ。
夜更けの住宅街で、街灯に照らされた車のなか、おれたちはそのまましばらく抱き合って動けずにいた。
「ちょっと待って」
シートベルトをはずしかけた手をつかまれ、どきっとした。思わず顔を上げると、視線がぶつかった。暗い車内で、街灯の明かりに照らされた葉一の顔は切迫していた。つかまれた腕から熱が伝わり、全身に広がった。
「な、なに……?」
葉一は黙っている。家に行ったときも、車の窓から夜景を眺めたときも、葉一はいつもどおりに見えた。今はちがった。あのときとおなじ眼をしている。植物園の温室で、雨の音を聴きながら……
「もう1回していい?」
植物園を出てから、ふたりともそのことは一度も口にしなかった。まるでなにもなかったかのように。しかし、どちらも心の奥で意識していた。態度に出さなかったのは、たぶん怖かったのだと思う。葉一はおれの真意に触れることを、そしておれは……
「嫌じゃなかったんだよな?」
決して無理矢理ではなかった。雰囲気に流されてしまったとはいえても、不快だったわけではない。
「初芽……」
触れた皮膚の表面から、葉一の緊張が伝わってくる。ゆっくりと葉一の顔がちかづいてくる。鼻先が触れそうになったとき、おれは顔を横に向けて避けた。
「……ごめん」
こめかみのあたりに葉一の吐く息の熱を感じた。
「やっぱ嫌だったか?」
「嫌ではないけど……」
どう伝えていいのかわからず、俯いた。いつもなら、なにも聞かずに飲み込んでくれる。しかし、葉一の手は離れていかなかった。もう片方の手をおれの顎に触れさせ、静かに向きを返させる。
「初芽、おれやっぱあきらめないとだめ?」
苦しげに眉間に深い皺を刻み込んで、低くうめくようにいう。
「この先もずっと一生無理なの? 絶対だめか?」
ずるい、と思った。葉一ではなくおれのことだ。気持ちに応えられないとはっきり伝えておきながら、キスをゆるし、家にも行き、食事を終えても帰りたがらなかった。思わせぶりな態度だと思われてもしかたがなかった。葉一は一日中おれを気遣い、下心のひとつも見せず、楽しませてくれた。楽しい時間を過ごせたのは葉一のおかげだった。それなのにおれは、葉一を苦しめるだけだとわかっていながら、自分の都合を優先した。
「ごめん……」
これ以上中途半端な態度で葉一を傷つけるわけにはいかなかった。おれは葉一のジャケットの胸に手を張って、ふたりの間に距離をつくった。
「初芽……」
唇が触れそうな位置に葉一の顔がある。体格差があり、狭い密室だ。強引に抱き竦められれば抵抗しても無駄だろう。しかし葉一はそうしなかった。自身の欲望を抑えつけるように深く息を吐いて、おれの肩口に額を擦りつけた。
「……ごめんな、しつこくて」
小さく首を横に振る。悪いのはおれだ。
葉一といる時間は穏やかで、刺激もあり、心の底から楽しいと思えた。できるならずっとつづいてほしいとも確かに思った。だからこそ、楽しすぎて、心地よすぎて、怖くなった。友人同士の関係とはちがい、すれちがい別れる可能性も常につきまとう。葉一を手に入れる喜びよりも、失う恐怖のほうが大きかった。おれは葉一のように勇敢ではない。一歩踏み出す勇気は持てなかった。
「おれも今日ずっと楽しかった。初芽ずっとかわいかったし、キスできて、ほんと夢みたいだった」
おれの肩に頭を預けていた葉一が顔を上げた。灼けるような眼差しは消え、雨上がりの雲のようなやさしい笑顔を浮かべていた。
「振られたけど、後悔してない。初芽を好きになって、告白してよかった」
両手でおれの頬を包み、にっこり笑う。指先だけで軽く両頬を叩いてから頭を撫でてきた。
「葉一くん……」
「友達でもいいからさ、なんかあったら、もっとおれのこと頼って。おまえのこと死ぬほど好きな男がいるって、頭に入れたままにしといてほしい」
頷くことしかできなかった。
「じゃあな。また今度メシ食いに店行くわ」
また頷いた。葉一が手を伸ばしてシートベルトをはずしてくれた。ドアを開け、体を外に出し、振り向くと、葉一が身を乗り出して、おれを見上げていた。
「おやすみ」
「おやすみ……」
手を振る葉一をもう一度振り返ってから、マンションに向かって歩き出した。踏み込む足が鉛のように重く感じるのは疲労のせいではないだろう。
角を曲がるときも、葉一はまだ車を停めて見送っていた。軽く手を挙げてから、左折した。自宅マンションまでは数十メートルもない。
マンションの部屋には明かりがついていた。凪砂はもう帰宅しているらしい。
腕や肩や頬にまだ葉一の手の熱が残っているようで、全身が熱かった。今帰宅すれば、動揺を悟られてしまうだろう。おれはマンションの前で部屋の明かりを見上げながらしばらく佇んでいた。そのうち、スマホが鳴った。葉一から届いたLINE。台場で夜景を背にふたりで撮った写真が送られてきていた。葉一のスマホで撮影していたのだ。
写真のなかで、葉一と顔をちかづけ微笑んでいる男をおれは知っているはずなのに、まるではじめて見るかのような感覚に襲われた。
おれ、こんな顔してたんだ……
いつも、だれかに嫌われることを極端に避け、だれにも気にされないよう息をころしてきた。凪砂といるとき、気楽に感じられたのは、だれもが凪砂に意識を向け、隣にいるおれの存在には気づきもしないからだ。葉一のように、おれを、おれだけをずっと見ている人間がいたことを知らなかった。考えもしなかった。そんな人間とはほかに会ったことがなかった。これからも現れないだろう。
写真を見ていると、今度はテキストメッセージが届いた。「おつかれっ!」と短い文章だった。
昨日までは、寝る前に必ず「大好き」とか「早く会いたい」と送られていた。今日からはちがう。短い挨拶文は、おれたちが再び友人同士にもどったことをこれ以上なく明確に表していた。
喜ばしいことのはずだった。わだかまりもなく、なにも変わることなく、今日あったこともすべて忘れて、また平穏な日々を送ることができる。
スマホの文字を見つめ、また顔を上げ、部屋の明かりを見つめた。凪砂が待っている。夕食は済ませただろうが、明日の朝食の準備もしていない。今日休んでしまったから明日はフルで出勤しなければならない。家の掃除もしていないし、洗濯も……今日は凪砂が衣装を持ち帰る日だ。読みかけの本もあるし、ああそうだ、明日は燃えないごみの日で……
呼吸の音で我に返った。他人のものかと思ったがちがった。おれの呼吸だ。気づくと走り出していた。
おれ、なにしてんだろ……
心と体が分離してしまったかのように意識が遠い。足だけが、ぜんまい仕掛けの玩具のようにひたすら歩道を疾駆していた。
もういないかもしれない。とっくに帰ってしまっているかもしれないのに……
角を曲がった。運動不足の体が悲鳴を上げはじめていた。荒い息を継ぎながら、両膝に手を置いてうなだれた。心臓が跳ねる音も聞こえていた。
顔を上げた。葉一の車はおなじ場所にまだあった。運転席でステアリングに突っ伏している葉一の頭が見えた。
胸が圧しつぶされそうだった。再び走った。
葉一はおれに気づいていなかった。交差した両腕に頭を埋めて突っ伏している。
助手席のドアには鍵がかかっていなかった。声もかけずにドアを開けると、葉一が驚いて跳ね起きた。
「初芽?」
ドアを開けたまま車内に飛び込んだ。助手席のシートに膝をつけ、全身を運転席に雪崩れ込ませた。不意を衝かれた葉一が慌てて両腕でおれの体重を受け止める。額同士が衝突し、痛みが走ったが、すぐに感覚は消えた。葉一の顔をつかみ、唇に唇を圧しつけた。キスと呼べるようなものではなかった。ほとんど激突に近かった。
葉一は一瞬狼狽したように身を固くしたが、すぐにおれの肩をつかみ、腰を引き寄せて、全力でかき抱いた。キスが深くなり、わずかな隙間から唾液があふれた。植物園でのキスは触れただけの軽いものだった。比較にならないほど熱く、乱暴で原始的なくちづけだった。
上半身を葉一の体に凭せかけ、脚を助手席のシートに投げ出した不安定な姿勢で、おれは必死で葉一にしがみついていた。
「初芽……」
おれを見つめる葉一の眼には戸惑いが浮かんでいた。目尻が赤く腫れていた。泣いていたのかもしれないと思った瞬間、感情が津波のように押し寄せ、あふれ出た。
「おれ、葉一くんのこと好きになりたい」
ほとんど叫び声になっていた。葉一の首に額を圧しつけ、全身の力を込めて抱きついた。
別れる未来を予想するよりももっと怖かったのは、葉一を好きになってしまうことだった。おれはたぶん、これまで他人を好きになったことがない。そういう気持ちは自分には訪れないものとあきらめていた。もしそうなってしまったら、自分が壊れてしまうのではないかという予感めいたものも感じていた。だから出会いたくなかった。ずっとそばにあったとは信じたくなかった。
「葉一くんを好きになりたい……」
感情が爆発したのははじめてだった。瞼に熱を感じた。どうやら涙が出ている。感情とともにあふれてしまったのかもしれない。細かく振動しながら呼吸に合わせて大きく上下するおれの体をやさしく包み込んで、葉一がおれの名を呼んだ。
夜更けの住宅街で、街灯に照らされた車のなか、おれたちはそのまましばらく抱き合って動けずにいた。



