〇草木に覆われた神社(異世界?)
草木が揺れている。
木漏れ日が小春の頬を照らす。
仰向けで、ゆっくりと目を開ける小春。(※天井カメラワーク)
小春(ここは......)
小鳥が2匹仲良く飛んでる。
小春は自身の頭に触れる。
触れたあと顔の前に手を持ってくる。
瞳がクルクルになって混乱の表情。
小春「私...死んだんじゃ、」
身体を起こす。
周囲を見渡すと、人1人いない。
綺麗に掃除された神秘的な神社。
頭に???を浮かべて、右手を顎の下に当てて考えるポーズ。
小春「んー...?」
〇小春の回想(※状況の一部だけを切り取る感じ。)
ボールを追いかけ道路に突っ込む子供の姿。
小春M「瞬時に助けないと、と思った」
目を見開き、絶望の時のようなクマ??のようなものが出来る。(※必死の形相みたいな)
追いかけ手を伸ばす小春。
小春M「気づいた時には腕の中には小さな温もりがあって、」
トラックの前部分が近づいてくるシーン。
小春M「私は庇うような形でトラックと男の子の間に挟まった」
泣きながら何度も小春を揺さぶる子供。(※小春視点でぼやけた感じ)
手を男の子の膝に乗せる。
子供「っ...おねぇ...さ」
小春(答えないと...安心させないと...)
小春M「そう思えていたのも束の間、強烈な眠気に抗えなかった」
子供の膝から小春の腕が落ちる。
小春が黒い闇に落ちていく。(※ブラックホールのような、小春の精神世界)
目は開いてて、ただ重力に従うように落ちていく。
小春(何も聞こえない。何も見えない。)
地面に着く時は重力が少し無くなったみたいにふわっと落ちる。
ペタン座りになる。
キョロキョロしていると、手前から穏やな足音が聞こえる。
気が付き前を見ると、人間に動物の耳が付いたようなシルエットの男性が見える。(※狐白なので着物)
小春(誰...)
小春M「でも、不思議と怖くない」
その男性が遠くから手を差し伸べるのと同時に、背後から光が差し込む。
小春が眩しそうに腕で目に影を作る。
目を顰める。
男性「こちらへおいで」
目を見開いて、自身の腕をゆっくり下に退ける小春。
瞳にキラキラ光が入る。
前髪が少し靡く。
小春M「その時、この暗い底から引っ張りあげてくれたみたいだった」
〇現在に戻る
ぶーっとミニキャラ小春が怒る。
頭から湯気が吹き出す。
小春「おいでって言ったのにいないじゃん!」
腕を組み怒ってみるも、すぐに冷静になり。
小春「そういえば......あの人は誰だったんだろ」
腕を組みうーん、と眉を顰めてみても分からず、ゆるキャラ小春がアホ面で正面向く。
小春「まぁいいか!とりあえず、帰る方法探さないと」
立ち上がると、風が吹く。
前髪と横髪が靡いて、重心も後ろに傾く。
目をぎゅっと瞑る。(※小春アップで吹き出しだけ登場男性。)
男性「あぁ、こんな所にいらしたのですね。」
声に驚いて後ずさりながら目を開く。
狐の耳が生えた、羽織までも美しく着こなす中性的な男性が目の前にいる。
その男性が眉を8の字にし、柔らかく微笑む。
男性「申し訳ありません。驚かせるつもりはなかったのですが」
その笑顔の横にうっすら智也の笑顔が重なる。
小春「ぇ......?」
男性「?」
首を傾げる男性。(※小春視点で正面から)
小春M「そんなはずない......智也はもう居ないんだから......」
自然に下ろされてる腕のまま、拳を作る小春。
地面を見て、受け入れ難そうに眉を顰める。頬には汗。
男性「大丈夫ですか...?」
パッと顔をあげると、智也(※幻覚)が心配そうに小春を見てる。
息を飲むように目を見開く小春。
小春(智也だ)
じわりと小春の瞳に涙がたまる。
口をへの字にする。
涙を目尻から後ろに流しながら、走り出す。
男性の胸に突進してしがみつく。(※スローモーションみたいに)
男性は驚きながらも、受け止める姿勢にはなってる。
小春「智也......!なんで置いていくの!!」
小春「私......私ずっと寂しかったんだよ!!」
大量に涙を流しながら、叫ぶ小春。
男性は、切なそうに眉を寄せ、大事なものを抱えるように、目を閉じながら腕に力を入れる。
小春「智也......智也......っ」
泣いている小春からゆっくりと体を離す男性。
ぽかんとした表情で涙をこぼす小春。
小春の腕だけは名残惜しそうに残っている。
男性は早々に羽織の中に手を入れて隠れてしまう。
小春「智也...?」
縋るような瞳を向ける小春。
そんな小春に切れ長な一件優しそうに微笑みつつも、瞳にはハイライトが入っていない男性。
男性「その智也とは誰のことでしょうか?」
小春「え...?」
ショックで瞳孔が開く小春。
腕をストンと落とす。
穏やかにペースを崩さない男性。
男性「私は狐白と申します。」
美しく礼をする狐白。
飄々とした態度に呆気にとられ開いた口が塞がらない小春。
目を泳がせながら下を向く。
笑うしかないと言いたげに、口角だけ上がる。(※下アングル。)
小春(智也......じゃない。そりゃそうだ。獣の耳がある、、)
それを見兼ねた狐白がカサっと音を立てて1歩近づいてくる。
覗き込むように頭を低くする狐白。
狐白「貴方には本日から美桜と名ずけましょう」
目が合うと柔らかく笑う狐白。
不信感が隠しきれず、距離を取る小春。
小春「さっきはあんな醜態晒してごめんなさい。貴方は何者なんですか......」
鋭い目を向ける小春。
腕をお腹の前に持ってきて自分を守る。
狐白は、伏せ目がちに1歩下がる。
狐白「私はここの神様です。」
『ほら、狐の耳があるでしょう?』と言いながら、耳を触ったり、『しっぽもあるのですよ』と体の前側にふよりと持ってくる。(※ゆるキャラ)
ぽかんと眺める小春。
小春「か、神様......そんな冗談」
狐白「冗談ではありません。んー、どのようにお伝えすれば良いのか......」
腕を羽織の袖に入れ悩む狐白。
右耳がぴぴっと動く。
小春は、震える声で、不安げな表情で聞く。俯きがち。
小春「私は死んだんですか?」
悩んでいたところから目を丸くして小春を見る狐白。
その後、一瞬目を逸らし、また目を合わせる。
狐白「えぇ。先程、死亡報告が全神に回って参りました」
小春「じゃあ、ここは...」
辺りを見回す小春。
一緒に少し周りを見てから穏やかに微笑む狐白。
狐白「天界です」
草木が揺れている。
木漏れ日が小春の頬を照らす。
仰向けで、ゆっくりと目を開ける小春。(※天井カメラワーク)
小春(ここは......)
小鳥が2匹仲良く飛んでる。
小春は自身の頭に触れる。
触れたあと顔の前に手を持ってくる。
瞳がクルクルになって混乱の表情。
小春「私...死んだんじゃ、」
身体を起こす。
周囲を見渡すと、人1人いない。
綺麗に掃除された神秘的な神社。
頭に???を浮かべて、右手を顎の下に当てて考えるポーズ。
小春「んー...?」
〇小春の回想(※状況の一部だけを切り取る感じ。)
ボールを追いかけ道路に突っ込む子供の姿。
小春M「瞬時に助けないと、と思った」
目を見開き、絶望の時のようなクマ??のようなものが出来る。(※必死の形相みたいな)
追いかけ手を伸ばす小春。
小春M「気づいた時には腕の中には小さな温もりがあって、」
トラックの前部分が近づいてくるシーン。
小春M「私は庇うような形でトラックと男の子の間に挟まった」
泣きながら何度も小春を揺さぶる子供。(※小春視点でぼやけた感じ)
手を男の子の膝に乗せる。
子供「っ...おねぇ...さ」
小春(答えないと...安心させないと...)
小春M「そう思えていたのも束の間、強烈な眠気に抗えなかった」
子供の膝から小春の腕が落ちる。
小春が黒い闇に落ちていく。(※ブラックホールのような、小春の精神世界)
目は開いてて、ただ重力に従うように落ちていく。
小春(何も聞こえない。何も見えない。)
地面に着く時は重力が少し無くなったみたいにふわっと落ちる。
ペタン座りになる。
キョロキョロしていると、手前から穏やな足音が聞こえる。
気が付き前を見ると、人間に動物の耳が付いたようなシルエットの男性が見える。(※狐白なので着物)
小春(誰...)
小春M「でも、不思議と怖くない」
その男性が遠くから手を差し伸べるのと同時に、背後から光が差し込む。
小春が眩しそうに腕で目に影を作る。
目を顰める。
男性「こちらへおいで」
目を見開いて、自身の腕をゆっくり下に退ける小春。
瞳にキラキラ光が入る。
前髪が少し靡く。
小春M「その時、この暗い底から引っ張りあげてくれたみたいだった」
〇現在に戻る
ぶーっとミニキャラ小春が怒る。
頭から湯気が吹き出す。
小春「おいでって言ったのにいないじゃん!」
腕を組み怒ってみるも、すぐに冷静になり。
小春「そういえば......あの人は誰だったんだろ」
腕を組みうーん、と眉を顰めてみても分からず、ゆるキャラ小春がアホ面で正面向く。
小春「まぁいいか!とりあえず、帰る方法探さないと」
立ち上がると、風が吹く。
前髪と横髪が靡いて、重心も後ろに傾く。
目をぎゅっと瞑る。(※小春アップで吹き出しだけ登場男性。)
男性「あぁ、こんな所にいらしたのですね。」
声に驚いて後ずさりながら目を開く。
狐の耳が生えた、羽織までも美しく着こなす中性的な男性が目の前にいる。
その男性が眉を8の字にし、柔らかく微笑む。
男性「申し訳ありません。驚かせるつもりはなかったのですが」
その笑顔の横にうっすら智也の笑顔が重なる。
小春「ぇ......?」
男性「?」
首を傾げる男性。(※小春視点で正面から)
小春M「そんなはずない......智也はもう居ないんだから......」
自然に下ろされてる腕のまま、拳を作る小春。
地面を見て、受け入れ難そうに眉を顰める。頬には汗。
男性「大丈夫ですか...?」
パッと顔をあげると、智也(※幻覚)が心配そうに小春を見てる。
息を飲むように目を見開く小春。
小春(智也だ)
じわりと小春の瞳に涙がたまる。
口をへの字にする。
涙を目尻から後ろに流しながら、走り出す。
男性の胸に突進してしがみつく。(※スローモーションみたいに)
男性は驚きながらも、受け止める姿勢にはなってる。
小春「智也......!なんで置いていくの!!」
小春「私......私ずっと寂しかったんだよ!!」
大量に涙を流しながら、叫ぶ小春。
男性は、切なそうに眉を寄せ、大事なものを抱えるように、目を閉じながら腕に力を入れる。
小春「智也......智也......っ」
泣いている小春からゆっくりと体を離す男性。
ぽかんとした表情で涙をこぼす小春。
小春の腕だけは名残惜しそうに残っている。
男性は早々に羽織の中に手を入れて隠れてしまう。
小春「智也...?」
縋るような瞳を向ける小春。
そんな小春に切れ長な一件優しそうに微笑みつつも、瞳にはハイライトが入っていない男性。
男性「その智也とは誰のことでしょうか?」
小春「え...?」
ショックで瞳孔が開く小春。
腕をストンと落とす。
穏やかにペースを崩さない男性。
男性「私は狐白と申します。」
美しく礼をする狐白。
飄々とした態度に呆気にとられ開いた口が塞がらない小春。
目を泳がせながら下を向く。
笑うしかないと言いたげに、口角だけ上がる。(※下アングル。)
小春(智也......じゃない。そりゃそうだ。獣の耳がある、、)
それを見兼ねた狐白がカサっと音を立てて1歩近づいてくる。
覗き込むように頭を低くする狐白。
狐白「貴方には本日から美桜と名ずけましょう」
目が合うと柔らかく笑う狐白。
不信感が隠しきれず、距離を取る小春。
小春「さっきはあんな醜態晒してごめんなさい。貴方は何者なんですか......」
鋭い目を向ける小春。
腕をお腹の前に持ってきて自分を守る。
狐白は、伏せ目がちに1歩下がる。
狐白「私はここの神様です。」
『ほら、狐の耳があるでしょう?』と言いながら、耳を触ったり、『しっぽもあるのですよ』と体の前側にふよりと持ってくる。(※ゆるキャラ)
ぽかんと眺める小春。
小春「か、神様......そんな冗談」
狐白「冗談ではありません。んー、どのようにお伝えすれば良いのか......」
腕を羽織の袖に入れ悩む狐白。
右耳がぴぴっと動く。
小春は、震える声で、不安げな表情で聞く。俯きがち。
小春「私は死んだんですか?」
悩んでいたところから目を丸くして小春を見る狐白。
その後、一瞬目を逸らし、また目を合わせる。
狐白「えぇ。先程、死亡報告が全神に回って参りました」
小春「じゃあ、ここは...」
辺りを見回す小春。
一緒に少し周りを見てから穏やかに微笑む狐白。
狐白「天界です」
