この日は、家の近くの公園に寄り道していた。
Mutukiをググってるだけなのにものすごく緊張する。そもそも「Mutuki」という名前を見るだけでドキドキしてしまう。
Mutukiのアー写の画像を見つけた。暗いモーブ色の広い部屋にアンティーク調の椅子が置いてあり、Mutukiと思われる人物が片足をだらりとおろして体操ずわりのような体勢で座っている画像だ。
画像をズームすることができないSpotifyやYouTubeのプロフィール画面では細かいところまでは見れなかった。
ググって見つけたMutuki画像を見ていると「イケメンだなぁ」と思った。
「みーおちゃんっ」
両肩をトンと押された。咄嗟にスマホを体に密着させて画面を隠す。
やっちまった。こんなことしてしまったら何か見られたくないものを見てると感ずかれる。
「ど、どうしたの? 音里可」
東音里可、小一からの友人であり、同じ部活の仲間であり、なんでも気軽に相談できる相手でもある。
「なに見てたのー?」
いきなりそこを聞かれますか、トホホ。まあ、音里可なら言ってもいいんだけどね。
「好きなアーティストができたから、調べてたんだ」
スマホのロックを解除して画面を見せる。
「このね、Mutukiって人だよ」
「え、あなた、マジで言ってる? マジでこの人好き?」
「ここ数週間ずぅっと聞き続けてるんだけど ... 」
ん?もしかしてこの人が好きだとよくない感じですか? The・オタクって感じに見える?
「ふぃひゃぁぁぁぁぁ! 神だぁぁぁ! 心桜ちゃんとは分かり合えると思っていたよぉぉぉ! 」
おお、音里可がオタクの感性を刺激されると入る興奮モードだ。
「この人の有名なボカロ曲あるじゃん? それが私マジで好きで。まさか心桜ちゃんと語り合える日が来るとは思いもしなかったよ」
「あ、ごめん。私ボカロの方はあんまり聞いてない」
「大丈夫大丈夫。仲間が増えるだけで嬉しいんだよこっちは」
Mutukiをググってるだけなのにものすごく緊張する。そもそも「Mutuki」という名前を見るだけでドキドキしてしまう。
Mutukiのアー写の画像を見つけた。暗いモーブ色の広い部屋にアンティーク調の椅子が置いてあり、Mutukiと思われる人物が片足をだらりとおろして体操ずわりのような体勢で座っている画像だ。
画像をズームすることができないSpotifyやYouTubeのプロフィール画面では細かいところまでは見れなかった。
ググって見つけたMutuki画像を見ていると「イケメンだなぁ」と思った。
「みーおちゃんっ」
両肩をトンと押された。咄嗟にスマホを体に密着させて画面を隠す。
やっちまった。こんなことしてしまったら何か見られたくないものを見てると感ずかれる。
「ど、どうしたの? 音里可」
東音里可、小一からの友人であり、同じ部活の仲間であり、なんでも気軽に相談できる相手でもある。
「なに見てたのー?」
いきなりそこを聞かれますか、トホホ。まあ、音里可なら言ってもいいんだけどね。
「好きなアーティストができたから、調べてたんだ」
スマホのロックを解除して画面を見せる。
「このね、Mutukiって人だよ」
「え、あなた、マジで言ってる? マジでこの人好き?」
「ここ数週間ずぅっと聞き続けてるんだけど ... 」
ん?もしかしてこの人が好きだとよくない感じですか? The・オタクって感じに見える?
「ふぃひゃぁぁぁぁぁ! 神だぁぁぁ! 心桜ちゃんとは分かり合えると思っていたよぉぉぉ! 」
おお、音里可がオタクの感性を刺激されると入る興奮モードだ。
「この人の有名なボカロ曲あるじゃん? それが私マジで好きで。まさか心桜ちゃんと語り合える日が来るとは思いもしなかったよ」
「あ、ごめん。私ボカロの方はあんまり聞いてない」
「大丈夫大丈夫。仲間が増えるだけで嬉しいんだよこっちは」
