「とんだ期待外れでしたねぇ」
四季神邸のはるか上空から、邸宅の惨状を見下ろす影がある。
銀髪碧眼の異人顔――六九六アインスだ。
だが、今の彼は人ならざる異形の姿をしている。
悪魔を思わせるコウモリの翼と、ヤギの角と、サソリの尻尾が生えているのだ。
「道化すら演じきれないとは。四季神冬姫、どこまでも残念な娘だ。だが、収穫もあった」
アインスが懐から十字架を取り出した。
冬姫に数本与えた、いびつな形の十字架だ。
「我が王の十字架は、四季神家の第五の神にも十分通用する」
アインスが――いや、人間に化けた上級デビルが、ニヤリと嗤う。
「楽しみですねぇ、四季神伍の丹田を引きずり出し、残った肉を食らうその日が。そして、丹田を触媒に、我が王に神戸にご降臨いただくその日が! ふふっ、ふふふふっ」
不気味な笑い声とともに、アインスの姿が宙に溶けた。
◆ ◇ ◆ ◇
四季神邸のはるか上空から、邸宅の惨状を見下ろす影がある。
銀髪碧眼の異人顔――六九六アインスだ。
だが、今の彼は人ならざる異形の姿をしている。
悪魔を思わせるコウモリの翼と、ヤギの角と、サソリの尻尾が生えているのだ。
「道化すら演じきれないとは。四季神冬姫、どこまでも残念な娘だ。だが、収穫もあった」
アインスが懐から十字架を取り出した。
冬姫に数本与えた、いびつな形の十字架だ。
「我が王の十字架は、四季神家の第五の神にも十分通用する」
アインスが――いや、人間に化けた上級デビルが、ニヤリと嗤う。
「楽しみですねぇ、四季神伍の丹田を引きずり出し、残った肉を食らうその日が。そして、丹田を触媒に、我が王に神戸にご降臨いただくその日が! ふふっ、ふふふふっ」
不気味な笑い声とともに、アインスの姿が宙に溶けた。
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