四季神家の【五】女は年下夢魔軍神に溺愛される

「旦那様っ」

 追撃と残党狩りが終わったころ、伍がデウスのそばに駆け寄ってきた。

「伍!」

 感極まったデウスは、周囲の目も気にせず伍を全力で抱きしめた。

「わわっ、だ、旦那様!?」
「俺は先ほど、『お前さえいれば、俺は最強だ』と言った。だが、前言撤回する」

 デウスはその場にひざまずき、伍の手の甲に口づけした。

「俺と結婚してくれ、伍。一生かけて幸せにする。俺たちは最強だ。最強の夫婦だ!」

 周囲では、将兵たちが足を止めて拍手し、二人を祝福していた。
 巌と秀明(ひであき)が、満足そうにうなずいている。
 千代子など、感動のあまり泣き崩れてしまう有様だ。

「喜んで」

 大歓声の中、伍が微笑んだ。

「わたくしを幸せにしてください、旦那様。わたくしも、全身全霊を懸けて旦那様をお支えします」




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