「さて、今日のデヱトもクライマックスだ」
「くらいまっくす?」
「山場、大詰めという意味の言葉さ」
「ということはまさか、『くろわっさん』をも超える甘い物ですか!?」
「ふふっ。口がニヤけているぞ、伍」
「そ、そのようなことは」
デウスにヱスコートされながら、伍は口元をモニョモニョとさせる。
「ここだ。神戸風月堂」
店に入ったとたん、伍は甘い香りに包まれた。
「うわぁ~っ」
ショウウインドウに飾られている、色とりどりのケーキ。
さらに、その隣で冷気を放っているのは、
「これが、アイスクリン。氷菓だ」
「氷菓……氷のお菓子ですか?」
「そのとおり。――バニラアイスを一人分と、コーヒーを一つ頼む」
注文のあと、二人は店内備え付けのテーブルへ案内された。
ほどなくして、店員が注文の品を運んできた。
「食べてみろ」
「はいっ。――んんんっ!?」
伍は仰天した。本当に、本当にクロワッサンの比ではなかったからだ。
とんでもない量の甘みが伍の舌に襲いかかってきた。
冷たいアイスクリンが伍の舌を刺激したあと、とろけて消えた。
「美味しいぃ~っ!」
「あっはっはっ。喜んでもらえて何よりだ」
「デウス様はお食べにならないので?」
「俺は男だからな。こっちのほうがいいんだ」
そう言ってコーヒーをすするデウス。
「格好いいですねっ」
「そ、そうか? ふふん」
◆ ◇ ◆ ◇
「くらいまっくす?」
「山場、大詰めという意味の言葉さ」
「ということはまさか、『くろわっさん』をも超える甘い物ですか!?」
「ふふっ。口がニヤけているぞ、伍」
「そ、そのようなことは」
デウスにヱスコートされながら、伍は口元をモニョモニョとさせる。
「ここだ。神戸風月堂」
店に入ったとたん、伍は甘い香りに包まれた。
「うわぁ~っ」
ショウウインドウに飾られている、色とりどりのケーキ。
さらに、その隣で冷気を放っているのは、
「これが、アイスクリン。氷菓だ」
「氷菓……氷のお菓子ですか?」
「そのとおり。――バニラアイスを一人分と、コーヒーを一つ頼む」
注文のあと、二人は店内備え付けのテーブルへ案内された。
ほどなくして、店員が注文の品を運んできた。
「食べてみろ」
「はいっ。――んんんっ!?」
伍は仰天した。本当に、本当にクロワッサンの比ではなかったからだ。
とんでもない量の甘みが伍の舌に襲いかかってきた。
冷たいアイスクリンが伍の舌を刺激したあと、とろけて消えた。
「美味しいぃ~っ!」
「あっはっはっ。喜んでもらえて何よりだ」
「デウス様はお食べにならないので?」
「俺は男だからな。こっちのほうがいいんだ」
そう言ってコーヒーをすするデウス。
「格好いいですねっ」
「そ、そうか? ふふん」
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