その後は何をしたのか、あまり覚えていない。家に帰った後、ご飯を食べてお風呂に入った気がするが、ふとした時に涼太のキスが脳裏に蘇って一人で悶絶していた。
(それにしても、涼太は僕のことが好きだったのか。ぜんぜん分からなかったな)
一人で寝ていると、ベットの脇に置いておいたスマホにメールが届いた。手に取ってメールを開けて見ると、涼太からのメッセージが届いていた。
『今日は、アイスありがとう。部活、引退したら一緒に勉強しよう』
『OK。受験頑張ろう』
僕がそう返信すると、メッセージはすぐに既読になっていた。涼太からのメールは嬉しかった。彼のことは好きなのか分からないけど、今まで一緒にいたのだ。嫌いになんてなれない。
(急に付き合おうと言われても、どうすればいいのか分からないな……)
「考えても仕方がないか」
僕は一人呟くと、スマホをベットの脇に置いて眠りについたのだった。
※※※※※
それから何事もなく一週間が過ぎて、とうとう部活を引退する日が来てしまった。あれからクラスや部活で涼太と接することは多かったが、いつも通りだったので、かえって拍子抜けしてしまっていた。
「お疲れさまでした!」
部活が終わった後、『二年生を送る会』が始まった。剣道場にテーブルを持ってくると、後輩たちの差し入れでジュースとお菓子が振舞われた。
「武井部長、部長は受験派ですか?」
「まだ分からないけど、私立の文系に行くと思う」
「そうなんっすね」
僕は涼太の話を聞いて、飲んでいたジュースを吹き出しそうになっていた。
(まさか、僕と同じ大学を受けるつもりなのかな)
「部長、最近は笹倉先輩と話さないですね。ケンカでもしたんですか?」
「そんなんじゃない」
涼太を盗み見たが、彼は照れているようだった。明日から涼太の後を継いで剣道部の部長になる山田君は、ずっと何かを言いにくそうに涼太と話をしていた。
「どうした?」
「いえ、別に。あいつが、先輩に相談したいことがあるからって言ってて……今って、大丈夫ですか?」
(それにしても、涼太は僕のことが好きだったのか。ぜんぜん分からなかったな)
一人で寝ていると、ベットの脇に置いておいたスマホにメールが届いた。手に取ってメールを開けて見ると、涼太からのメッセージが届いていた。
『今日は、アイスありがとう。部活、引退したら一緒に勉強しよう』
『OK。受験頑張ろう』
僕がそう返信すると、メッセージはすぐに既読になっていた。涼太からのメールは嬉しかった。彼のことは好きなのか分からないけど、今まで一緒にいたのだ。嫌いになんてなれない。
(急に付き合おうと言われても、どうすればいいのか分からないな……)
「考えても仕方がないか」
僕は一人呟くと、スマホをベットの脇に置いて眠りについたのだった。
※※※※※
それから何事もなく一週間が過ぎて、とうとう部活を引退する日が来てしまった。あれからクラスや部活で涼太と接することは多かったが、いつも通りだったので、かえって拍子抜けしてしまっていた。
「お疲れさまでした!」
部活が終わった後、『二年生を送る会』が始まった。剣道場にテーブルを持ってくると、後輩たちの差し入れでジュースとお菓子が振舞われた。
「武井部長、部長は受験派ですか?」
「まだ分からないけど、私立の文系に行くと思う」
「そうなんっすね」
僕は涼太の話を聞いて、飲んでいたジュースを吹き出しそうになっていた。
(まさか、僕と同じ大学を受けるつもりなのかな)
「部長、最近は笹倉先輩と話さないですね。ケンカでもしたんですか?」
「そんなんじゃない」
涼太を盗み見たが、彼は照れているようだった。明日から涼太の後を継いで剣道部の部長になる山田君は、ずっと何かを言いにくそうに涼太と話をしていた。
「どうした?」
「いえ、別に。あいつが、先輩に相談したいことがあるからって言ってて……今って、大丈夫ですか?」



