あの山がどこにあるのか、俺は知らない。卒業シーズンのこの時期、俺はあの学校で行われている卒業試験を思って、体調を崩す。
「加茂、もっと飲めよ」
だからサークルの飲み会なんて、本当は出たくなかった。でも居酒屋やレストランではなく、学生寮の共有リビングでやると言われたら、断ることもできなかった。
「具合、悪いのか?」
3年生の室井綾人が俺の隣にやってきた。色白の細面で、愛想はないが端正な顔をしている。物静かで、気がきいて、年上だからと偉そうにしないこの先輩のことが、俺は結構好きだった。
「ちょっと、トイレ行ってきます」
きっと今、あの学校では殺し合いが行われている。
『ロボットと、人間、どちらかが、ゼロ、に、なったら、終わりです。制限時間は、ありません』
無機質な先生の声を思い出して、胃の中のものがふいにせり上がってきた。
「うっ」
「おい、大丈夫かっ……僕もトイレに行くよ。立てるか?」
やっぱり室井先輩は優しい。俺はコクコクと頷いた。
「おっ! わさび大盛りを引いたのは加茂だなっ!?」
4年生の田淵が言った。
口を押さえながら、田淵を見ると、彼はぺろっと舌を出した。
「実は一貫だけ、たっぷりわさびを仕込んでいましたーっ! 加茂くーん大当たり〜っ!」
「マジかよ〜!」
「加茂、良かったな!」
「でも顔真っ青だぜ!」
わさび?
俺は、テーブルに置かれた、空になった寿司桶を見た。わさび寿司を引いたのは俺じゃない。他にいるんじゃないのか?
俺は、部屋にいるサークルメンバー8人の顔を見た。みんな平然としている。
「加茂、行こう」
室井に連れられ、俺は部屋を出た。トイレに行くなり、便器に飛びつく。
室井に背中をさすられながら、俺は胃のなかにあるものを全部吐き出した。
「まったく……あいつ、非常識な量のわさび入れたんだろうな。水持ってくるよ」
室井が去っていく。
俺は一人で吐きながら、2年前の卒業試験のことを思い出していた。
「水、持ってきた」
室井がペットボトルを渡してきた。
「ありがとうございます」
と受け取った時、また思い出すことがあった。
大島美奈から受け取った手紙の内容だ。
ロボットには味覚がない。だから思い出して。私がクッキーを失敗したあの日、あれを「おいしい」と言った人間を。
「加茂?」
ペットボトルをずっと見つめていた俺に、室井が怪訝な顔で言う。
でも反応できなかった。
ドキドキと心臓が波打った。
ロボットには味覚がない。
それに桐谷はこう言っていた。
『俺はこの部屋に入っても、全く臭いを感じなかった。でも、ラベルを見たら、臭いを感じた。加茂、お前は違うんだな?』
つまりロボットの嗅覚は、視覚から得た情報によるのではないか。視認しなければ、臭いも味もわからない。
例えばクッキーが焦げていたら、ちゃんと焦げた味を認識する。
でも見た目に問題がなければ、ロボットの味覚は「おいしい」と認識する。
『実は一貫だけ、たっぷりわさびを仕込んでいましたーっ!』
一年間生活していたあの学校は、学歴からは完全に消去され、俺は誰にも、あの学校のことを話してはならない。全ては体に埋め込んだマイクロチップが監視している。
元クラスメイトと再会する分には問題ない。積極的にあの学校の卒業生を探す行為が、禁止されているのだ。
だから俺は、馨の復讐を果たせずにいた。同級生でもない限り、あの学校の卒業生を探すことは至難の業だ。
でも、もしかしたら……
俺は、あの部屋にいたサークルメンバーの顔を順に思い浮かべた。あの中に、いるとしたら。
いたとしても、馨と同級生だったとは限らない。その可能性は極めて低い。
でも、あの中にロボットがいるのなら、確かめずにはいられなかった。早く確かめたい。ロボットに味覚がないのなら。嗅覚がないのなら……
「大丈夫か……? 加茂?」
室井が気遣わしげに言う。
「はい。ありがとうございます」
そう言って、俺は渡された水を飲み干した。
俺は、飲み会に参加していたサークルメンバー8人に、それぞれ香料付きの水を渡すことにした。ラベルを剥がしたそれは、見た目は普通の天然水だ。
「なんだこれ……これ、桃か?……」
彼は違う。
「うわっ、これ味付きじゃん! ラベル剥がすなよー」
彼も違う。
「なんだよ甘いじゃんかっ! 普通の水持ってこいよっ!」
彼も。
「桃味なんだろ? なんのためにこんなことやるんだ?」
室井綾人にはペットボトルを渡す前に言われてしまった。
「あ……いや。サプライズ……的な?」
「変なやつだな」
室井は訝りながらもペットボトルを受け取った。室井の寮室は無駄なものがなく清潔で、俺の部屋と雰囲気が似ていた。
「入れよ」
「え……良いんですか?」
「……サークルとか寮の雰囲気とか、ついでに色々聞きたいから」
「あ、はい」
室井は副寮長でもあるんだった。
「ベッド座っていいよ」
「失礼します」
室井は机に向かっている。机の上にはフォトスタンドが置かれていた。必要最低限のものしか置かれていない部屋の中で、フォトスタンドはどこか浮いて見えた。
「それ、お母さんですか?」
「ああ」
車椅子に乗った女性と、その横に立つ室井。
「へえ……仲、良いんですね」
「まあな」
室井はそう言って目を細めた。
彼は違う。彼には母親がいる。あの学校の生徒ではない……
「体調、まだ良くならないか?」
「え……?」
「昨日も吐いてただろ」
「あ……その……でも、今は大丈夫です」
「寮生活が合わないか?」
「いえ、そういうわけじゃ……」
「何か困ったことがあるなら言うんだよ。最近の君を見ていると、自殺でもされるんじゃないかって不安になる」
「そ、そんなにですか?」
「ああ。危なっかしい感じがするんだ。自覚がないなら、こんなこと言われても困るだろうけど」
「……俺、この時期に、大切な人を亡くしたんです」
「……そうだったのか」
「はい。まだ……その、受け入れられないっていうか……乗り越えられなくて」
「そうか……体調を崩すほど辛いんだな」
寄り添うような口調に、不覚にも鼻の奥がツンとした。この人が先輩でよかった、と思った。
「はい……俺っ……俺なんかが生きていて良いのかなって……」
室井は椅子から立ち上がり、俺の隣に座った。
「どうして、『なんか』なんて思うんだ?」
「だって俺……別に、頭もそこまで良くないし……何か……すごいことができるわけでもない……俺なんか、誰の役にも立たない……」
「みんな、そんなこと考えながら生きてるわけじゃない。何かを成し遂げる人はすごいけど、大半は普通の人生を送っていく。そうだろ?」
「そりゃ、そうですけど……」
桐谷や馨の犠牲の上に自分の命があるのだと思うと、意味もなく焦燥感に駆られてしまう。
「すごいことができるとか、役に立つとか、そんなこと考えなくて良いんだよ」
「でも……それって、自分の命に無責任じゃないですか?」
「戦争をなくしたいって思っても、実際はなくせないだろ? 不正とか、殺人とか……世の中で起こっている問題を僕たちは無くそうと思っても無くせない。考えるだけ無駄だっていうのは極論だけど、考えても無駄なのが現実なんだよ。無責任も何も、僕たちにはそもそもそんな責任はない」
俺の体のどこかにはマイクロチップが埋め込まれている。あの学校で行われている殺し合いを、俺は止められない。誰にも話せない。
「加茂の悩みはさ、考えても無駄の部類だと思う。僕も君と同じようなことを考えて苦しんだ時期があったから、少しわかるよ」
俺は力なく首を横に振った。
「一緒にしないでください。俺の苦しみと、室井さんの苦しみはスケールが違います。俺の気持ちなんて、室井さんにはわかりっこない」
「……まあ、違うだろうな。でも、乗り越える方法は一緒だ」
「……乗り越える方法?」
「自分を卑下しないで、目の前の人に親切にする」
「……それが、乗り越える方法ですか?」
室井は「ああ」と微笑んだ。笑うと幼い。
「何それって思うかもしれないけどさ、大事なのは目の前にいる人に誠実であるか、だと思うな、僕は。大きなことを成し遂げなくても、そばにいる人を大切にできれば良いと思う。……って、僕がそれしかできないから、そういう解決策になったんだけど」
室井はそこまで言うと、照れくさそうに俯いた。
「僕はそれで良いと思うけどな。誠実に生きていけば、罪悪感は薄れていく」
「……」
室井の言葉には、納得する部分もあった。身近な人を大切にする。世界平和を考えるより、なんだか大切なことのように思えた。
「ありがとうございます。室井先輩。……なんか、ちょっとだけ気が楽になりました」
「ならよかった。あんまり無理するなよ。僕の部屋にはいつでも来て良いから」
「はい」
その言葉に甘えて、俺は室井の部屋に入り浸るようになった。室井と一緒にいると落ち着くのだ。室井も迷惑がっている様子はないし、「今日は来ないのか?」と顔を合わせた時に言われることもあった。俺が来ると思って、菓子を用意してくれていることもあった。
「室井ー、いるかー?」
ドアをノックして、田淵が入ってきた。
「って、加茂、お前ほんと室井にべったりだな」
「田淵さん、ホテル代ですよね」
「おおっ、さっすが」
「男子8人分、集めておきました」
この夏、サークルメンバーで海に合宿に行くことになっていた。1泊2日。合宿という名の小旅行だ。
サークルメンバーの中にロボットがいると疑ったこともあったが、今は疑っていない。確かめるようなこともしていない。
「加茂、もっと飲めよ」
だからサークルの飲み会なんて、本当は出たくなかった。でも居酒屋やレストランではなく、学生寮の共有リビングでやると言われたら、断ることもできなかった。
「具合、悪いのか?」
3年生の室井綾人が俺の隣にやってきた。色白の細面で、愛想はないが端正な顔をしている。物静かで、気がきいて、年上だからと偉そうにしないこの先輩のことが、俺は結構好きだった。
「ちょっと、トイレ行ってきます」
きっと今、あの学校では殺し合いが行われている。
『ロボットと、人間、どちらかが、ゼロ、に、なったら、終わりです。制限時間は、ありません』
無機質な先生の声を思い出して、胃の中のものがふいにせり上がってきた。
「うっ」
「おい、大丈夫かっ……僕もトイレに行くよ。立てるか?」
やっぱり室井先輩は優しい。俺はコクコクと頷いた。
「おっ! わさび大盛りを引いたのは加茂だなっ!?」
4年生の田淵が言った。
口を押さえながら、田淵を見ると、彼はぺろっと舌を出した。
「実は一貫だけ、たっぷりわさびを仕込んでいましたーっ! 加茂くーん大当たり〜っ!」
「マジかよ〜!」
「加茂、良かったな!」
「でも顔真っ青だぜ!」
わさび?
俺は、テーブルに置かれた、空になった寿司桶を見た。わさび寿司を引いたのは俺じゃない。他にいるんじゃないのか?
俺は、部屋にいるサークルメンバー8人の顔を見た。みんな平然としている。
「加茂、行こう」
室井に連れられ、俺は部屋を出た。トイレに行くなり、便器に飛びつく。
室井に背中をさすられながら、俺は胃のなかにあるものを全部吐き出した。
「まったく……あいつ、非常識な量のわさび入れたんだろうな。水持ってくるよ」
室井が去っていく。
俺は一人で吐きながら、2年前の卒業試験のことを思い出していた。
「水、持ってきた」
室井がペットボトルを渡してきた。
「ありがとうございます」
と受け取った時、また思い出すことがあった。
大島美奈から受け取った手紙の内容だ。
ロボットには味覚がない。だから思い出して。私がクッキーを失敗したあの日、あれを「おいしい」と言った人間を。
「加茂?」
ペットボトルをずっと見つめていた俺に、室井が怪訝な顔で言う。
でも反応できなかった。
ドキドキと心臓が波打った。
ロボットには味覚がない。
それに桐谷はこう言っていた。
『俺はこの部屋に入っても、全く臭いを感じなかった。でも、ラベルを見たら、臭いを感じた。加茂、お前は違うんだな?』
つまりロボットの嗅覚は、視覚から得た情報によるのではないか。視認しなければ、臭いも味もわからない。
例えばクッキーが焦げていたら、ちゃんと焦げた味を認識する。
でも見た目に問題がなければ、ロボットの味覚は「おいしい」と認識する。
『実は一貫だけ、たっぷりわさびを仕込んでいましたーっ!』
一年間生活していたあの学校は、学歴からは完全に消去され、俺は誰にも、あの学校のことを話してはならない。全ては体に埋め込んだマイクロチップが監視している。
元クラスメイトと再会する分には問題ない。積極的にあの学校の卒業生を探す行為が、禁止されているのだ。
だから俺は、馨の復讐を果たせずにいた。同級生でもない限り、あの学校の卒業生を探すことは至難の業だ。
でも、もしかしたら……
俺は、あの部屋にいたサークルメンバーの顔を順に思い浮かべた。あの中に、いるとしたら。
いたとしても、馨と同級生だったとは限らない。その可能性は極めて低い。
でも、あの中にロボットがいるのなら、確かめずにはいられなかった。早く確かめたい。ロボットに味覚がないのなら。嗅覚がないのなら……
「大丈夫か……? 加茂?」
室井が気遣わしげに言う。
「はい。ありがとうございます」
そう言って、俺は渡された水を飲み干した。
俺は、飲み会に参加していたサークルメンバー8人に、それぞれ香料付きの水を渡すことにした。ラベルを剥がしたそれは、見た目は普通の天然水だ。
「なんだこれ……これ、桃か?……」
彼は違う。
「うわっ、これ味付きじゃん! ラベル剥がすなよー」
彼も違う。
「なんだよ甘いじゃんかっ! 普通の水持ってこいよっ!」
彼も。
「桃味なんだろ? なんのためにこんなことやるんだ?」
室井綾人にはペットボトルを渡す前に言われてしまった。
「あ……いや。サプライズ……的な?」
「変なやつだな」
室井は訝りながらもペットボトルを受け取った。室井の寮室は無駄なものがなく清潔で、俺の部屋と雰囲気が似ていた。
「入れよ」
「え……良いんですか?」
「……サークルとか寮の雰囲気とか、ついでに色々聞きたいから」
「あ、はい」
室井は副寮長でもあるんだった。
「ベッド座っていいよ」
「失礼します」
室井は机に向かっている。机の上にはフォトスタンドが置かれていた。必要最低限のものしか置かれていない部屋の中で、フォトスタンドはどこか浮いて見えた。
「それ、お母さんですか?」
「ああ」
車椅子に乗った女性と、その横に立つ室井。
「へえ……仲、良いんですね」
「まあな」
室井はそう言って目を細めた。
彼は違う。彼には母親がいる。あの学校の生徒ではない……
「体調、まだ良くならないか?」
「え……?」
「昨日も吐いてただろ」
「あ……その……でも、今は大丈夫です」
「寮生活が合わないか?」
「いえ、そういうわけじゃ……」
「何か困ったことがあるなら言うんだよ。最近の君を見ていると、自殺でもされるんじゃないかって不安になる」
「そ、そんなにですか?」
「ああ。危なっかしい感じがするんだ。自覚がないなら、こんなこと言われても困るだろうけど」
「……俺、この時期に、大切な人を亡くしたんです」
「……そうだったのか」
「はい。まだ……その、受け入れられないっていうか……乗り越えられなくて」
「そうか……体調を崩すほど辛いんだな」
寄り添うような口調に、不覚にも鼻の奥がツンとした。この人が先輩でよかった、と思った。
「はい……俺っ……俺なんかが生きていて良いのかなって……」
室井は椅子から立ち上がり、俺の隣に座った。
「どうして、『なんか』なんて思うんだ?」
「だって俺……別に、頭もそこまで良くないし……何か……すごいことができるわけでもない……俺なんか、誰の役にも立たない……」
「みんな、そんなこと考えながら生きてるわけじゃない。何かを成し遂げる人はすごいけど、大半は普通の人生を送っていく。そうだろ?」
「そりゃ、そうですけど……」
桐谷や馨の犠牲の上に自分の命があるのだと思うと、意味もなく焦燥感に駆られてしまう。
「すごいことができるとか、役に立つとか、そんなこと考えなくて良いんだよ」
「でも……それって、自分の命に無責任じゃないですか?」
「戦争をなくしたいって思っても、実際はなくせないだろ? 不正とか、殺人とか……世の中で起こっている問題を僕たちは無くそうと思っても無くせない。考えるだけ無駄だっていうのは極論だけど、考えても無駄なのが現実なんだよ。無責任も何も、僕たちにはそもそもそんな責任はない」
俺の体のどこかにはマイクロチップが埋め込まれている。あの学校で行われている殺し合いを、俺は止められない。誰にも話せない。
「加茂の悩みはさ、考えても無駄の部類だと思う。僕も君と同じようなことを考えて苦しんだ時期があったから、少しわかるよ」
俺は力なく首を横に振った。
「一緒にしないでください。俺の苦しみと、室井さんの苦しみはスケールが違います。俺の気持ちなんて、室井さんにはわかりっこない」
「……まあ、違うだろうな。でも、乗り越える方法は一緒だ」
「……乗り越える方法?」
「自分を卑下しないで、目の前の人に親切にする」
「……それが、乗り越える方法ですか?」
室井は「ああ」と微笑んだ。笑うと幼い。
「何それって思うかもしれないけどさ、大事なのは目の前にいる人に誠実であるか、だと思うな、僕は。大きなことを成し遂げなくても、そばにいる人を大切にできれば良いと思う。……って、僕がそれしかできないから、そういう解決策になったんだけど」
室井はそこまで言うと、照れくさそうに俯いた。
「僕はそれで良いと思うけどな。誠実に生きていけば、罪悪感は薄れていく」
「……」
室井の言葉には、納得する部分もあった。身近な人を大切にする。世界平和を考えるより、なんだか大切なことのように思えた。
「ありがとうございます。室井先輩。……なんか、ちょっとだけ気が楽になりました」
「ならよかった。あんまり無理するなよ。僕の部屋にはいつでも来て良いから」
「はい」
その言葉に甘えて、俺は室井の部屋に入り浸るようになった。室井と一緒にいると落ち着くのだ。室井も迷惑がっている様子はないし、「今日は来ないのか?」と顔を合わせた時に言われることもあった。俺が来ると思って、菓子を用意してくれていることもあった。
「室井ー、いるかー?」
ドアをノックして、田淵が入ってきた。
「って、加茂、お前ほんと室井にべったりだな」
「田淵さん、ホテル代ですよね」
「おおっ、さっすが」
「男子8人分、集めておきました」
この夏、サークルメンバーで海に合宿に行くことになっていた。1泊2日。合宿という名の小旅行だ。
サークルメンバーの中にロボットがいると疑ったこともあったが、今は疑っていない。確かめるようなこともしていない。


