朝顔の瞬き

「……重心。」


眠っているはずの転校生が、

ぽつりと呟いた一言。




――その瞬間から、何かが動き始めた。





転校生の涼と出会った快。



何気ない一言、何気ない距離。


交わる視線の中で、

少しずつ変わっていく関係。



言葉にできない感情と、

触れそうで触れない距離。


朝顔のように

ゆっくりと絡み合い、

一瞬の瞬きのように始まる。


静かな恋の物語。