リビングでゆったりと麦茶を飲んでいた僕は驚いてソファの上で飛び上がってしまった。
グラスから麦茶が跳ねて膝にかかる。
「急に、どうしたの?」
テッシュでズボンについて水滴を拭いながら聞くと母親はまだ顔を真っ赤にして目を釣り上げている。
こんなに怒っている母親を見るのは小学生の頃以来だ。
母親の大切なネックレスを冗談で隠して本気で怒られたときのことを思い出す。
あのネックレスは亡くなった祖母の形見だったと後から知って本気で反省したのを覚えている。
だけど今回は怒られる要素が見当たらない。
グラスから麦茶が跳ねて膝にかかる。
「急に、どうしたの?」
テッシュでズボンについて水滴を拭いながら聞くと母親はまだ顔を真っ赤にして目を釣り上げている。
こんなに怒っている母親を見るのは小学生の頃以来だ。
母親の大切なネックレスを冗談で隠して本気で怒られたときのことを思い出す。
あのネックレスは亡くなった祖母の形見だったと後から知って本気で反省したのを覚えている。
だけど今回は怒られる要素が見当たらない。



