僕の母親のどこにこれだけの力が眠っていたのかと驚いてしまう。
「名刺は差し出されたから受け取っただけだよ。そうしなきゃ失礼だろ?」
名刺は両手で受け取りましょう。
これくらいの常識は僕だって知っている。
「受けなさい」
「は?」
「依頼を受けなさいって言っているの。あんたに霊感があるのは本当なんだから、きっとアキトくんたちの役に立つはずよ」
「なに言ってるんだよ。僕はこの霊感のせいでどれだけ――」
「そんなのは過去の話! もう大人なんだからそれが職業になってもおかしくないのよ。昔からいるじゃない、イタコとか霊媒師とか。そういう人たちを否定するつもり?」
「名刺は差し出されたから受け取っただけだよ。そうしなきゃ失礼だろ?」
名刺は両手で受け取りましょう。
これくらいの常識は僕だって知っている。
「受けなさい」
「は?」
「依頼を受けなさいって言っているの。あんたに霊感があるのは本当なんだから、きっとアキトくんたちの役に立つはずよ」
「なに言ってるんだよ。僕はこの霊感のせいでどれだけ――」
「そんなのは過去の話! もう大人なんだからそれが職業になってもおかしくないのよ。昔からいるじゃない、イタコとか霊媒師とか。そういう人たちを否定するつもり?」



