今まで感じたことがないほどの強い力で掴まれてビクリと体が震える。
「あんた、『寒気チャンネル』に出るの!?」
目をランランと輝かせて質問してくる母親に僕は慌てて首を左右に振る。
「だから、それは断ってきたんであって、もう終わった話で――」
「でも名刺を持ってるじゃない! 裏にアキトくんの電話番号まで書かれてるし!」
電話番号まで目ざとく見つけている母親に呆れそうになりながらも、どうにかこの場を切り抜けることができないかと頭をフル回転させる。
とにかく痛いほどに掴まれている右手を振りほどこうと思ったけれど、全力で掴まれていてうまくいかない。
「あんた、『寒気チャンネル』に出るの!?」
目をランランと輝かせて質問してくる母親に僕は慌てて首を左右に振る。
「だから、それは断ってきたんであって、もう終わった話で――」
「でも名刺を持ってるじゃない! 裏にアキトくんの電話番号まで書かれてるし!」
電話番号まで目ざとく見つけている母親に呆れそうになりながらも、どうにかこの場を切り抜けることができないかと頭をフル回転させる。
とにかく痛いほどに掴まれている右手を振りほどこうと思ったけれど、全力で掴まれていてうまくいかない。



