「全く、本当に迷惑だよね。夏休み中に心霊動画を撮影するから参加してほしいとか、なんとか。僕はそんなの興味ないし、動画に映るなんてとんでもないって言ったんだけどさ、僕の見た目は韓国スターみたいだから大丈夫とかなんとか言い出してさ。僕は僕で忙しいのになに言ってんだって思って――」
ペラペラとそこまで説明したときいつの間にか母親が僕の目の前で正座していることに気が付いて口を閉じた。
その目はさっきよりも輝いている。
嫌な予感に背中を押されてその視線をそらし「そろそろレポートしようかな」と独り言を呟いて立ち上がった。
その右手を母親が掴んだ。
ペラペラとそこまで説明したときいつの間にか母親が僕の目の前で正座していることに気が付いて口を閉じた。
その目はさっきよりも輝いている。
嫌な予感に背中を押されてその視線をそらし「そろそろレポートしようかな」と独り言を呟いて立ち上がった。
その右手を母親が掴んだ。



