助けてもらってばかりで、助けられないなんて話にならないじゃないか。
熱くなった全身が急激に冷めていく。
トモがいなくなる。
トモが消えてしまう。
そんな絶望に自分の呼吸すら消えていってしまいそうだった。
ズズッ
ズズッ
と赤ん坊がトモの中に入っていく。
それを止める術がない。
赤ん坊は頭部を完全にトモのお腹にうずめてしまった。
後は大きな背中が入り込んでしまえば、終わりだった。
「やめろよ!!」
触れることは無理だとわかっていてもその背中を殴らすにはいられなかった。
両手で拳を作って何度も何度も黒い固まりにたたきつける。
僕の拳は赤ん坊を突きぬけてしまって意味をなさない。
熱くなった全身が急激に冷めていく。
トモがいなくなる。
トモが消えてしまう。
そんな絶望に自分の呼吸すら消えていってしまいそうだった。
ズズッ
ズズッ
と赤ん坊がトモの中に入っていく。
それを止める術がない。
赤ん坊は頭部を完全にトモのお腹にうずめてしまった。
後は大きな背中が入り込んでしまえば、終わりだった。
「やめろよ!!」
触れることは無理だとわかっていてもその背中を殴らすにはいられなかった。
両手で拳を作って何度も何度も黒い固まりにたたきつける。
僕の拳は赤ん坊を突きぬけてしまって意味をなさない。



