僕の右手首を掴んでいるソレは、僕を鏡の中に引きずり込もうとはしていない。
なぜならそれは……。
ギギギッと音を立てそうな勢いでゆっくりと首をひねる。
今のソレは鏡の中いるのではなく、僕の背後に立っているからだ。
引きずり込む必要なんてない。
ソレがもう片方の手を伸ばしてきて僕の腰に触れた。
冷たい感覚に鳥肌が立つ。
掴んでいた手を離したかと思うと、今度は後ろからきつく抱きしめられる形になった。
「ト、トモ……」
ガチガチと歯の根が合わなくて声がかすれた。
これじゃ聞こえるはずもない。
後ろの影が僕を嘲笑っているような気がした。
浴室のドアをあければ床に着替えとお守りがある。
なぜならそれは……。
ギギギッと音を立てそうな勢いでゆっくりと首をひねる。
今のソレは鏡の中いるのではなく、僕の背後に立っているからだ。
引きずり込む必要なんてない。
ソレがもう片方の手を伸ばしてきて僕の腰に触れた。
冷たい感覚に鳥肌が立つ。
掴んでいた手を離したかと思うと、今度は後ろからきつく抱きしめられる形になった。
「ト、トモ……」
ガチガチと歯の根が合わなくて声がかすれた。
これじゃ聞こえるはずもない。
後ろの影が僕を嘲笑っているような気がした。
浴室のドアをあければ床に着替えとお守りがある。



