その声に我に返り、アキトの腕からずり落ちてしまいそうなトモを慌てて支える。
両手でトモの体を支えた瞬間、トモの腹部から突き出している赤ん坊の感触があった。
ブニュリとして氷のように冷たい。
大きな肉の塊が腐敗したような匂いが鼻腔を刺激して吐き気が込み上げてくる。
それをグッと押し込めて一歩一歩寝室へと向かう。
浴室を通り過ぎたときすりガラス戸の向こうに黒い影が見えた。
影がトモを認めた瞬間まるで逃げるように消えて行く。
なんだ?
まるで怯えているような態度に困惑するが、今はそれを確認している暇もなかった。
どうにかアキトとふたりでトモの寝室に運んでベッドに寝かせた。
両手でトモの体を支えた瞬間、トモの腹部から突き出している赤ん坊の感触があった。
ブニュリとして氷のように冷たい。
大きな肉の塊が腐敗したような匂いが鼻腔を刺激して吐き気が込み上げてくる。
それをグッと押し込めて一歩一歩寝室へと向かう。
浴室を通り過ぎたときすりガラス戸の向こうに黒い影が見えた。
影がトモを認めた瞬間まるで逃げるように消えて行く。
なんだ?
まるで怯えているような態度に困惑するが、今はそれを確認している暇もなかった。
どうにかアキトとふたりでトモの寝室に運んでベッドに寝かせた。



