「病院で診てもらわなきゃだめだよ」
「平気や……こんなん、風邪とちゃうし」
「なにを根拠にそんなこと言ってんだよ」
強がりを言う声も非常に弱弱しくて頼りない。
誰がどう見ても大丈夫ではなかった。
「ほら、タクシー呼んだんだから起きて」
半場無理やり上半身を起こすと一瞬トモの腹部に黒いものが見えた。
けれどそれはまばたきをする間に消えて見えなくなってしまった。
きっと、こんな部屋で生活を続けているから妙な幻覚が見えてしまうんだろう。
今はそんなことよりもトモを病院へ連れて行かないといけない。
どうにかトモがベッドから立ち上がった時、アパートの下に車が停車する音が聞こえたのだった。
☆☆☆
「平気や……こんなん、風邪とちゃうし」
「なにを根拠にそんなこと言ってんだよ」
強がりを言う声も非常に弱弱しくて頼りない。
誰がどう見ても大丈夫ではなかった。
「ほら、タクシー呼んだんだから起きて」
半場無理やり上半身を起こすと一瞬トモの腹部に黒いものが見えた。
けれどそれはまばたきをする間に消えて見えなくなってしまった。
きっと、こんな部屋で生活を続けているから妙な幻覚が見えてしまうんだろう。
今はそんなことよりもトモを病院へ連れて行かないといけない。
どうにかトモがベッドから立ち上がった時、アパートの下に車が停車する音が聞こえたのだった。
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