誘われて事故物件に暮らしはじめました。

友達は全員僕から離れて行き、毎日のように陰口を叩かれた。
時には直接的に暴力をくわえられることもあった。
僕がお前になにをしたんだよ。
そう反発したこともあったけれど、反発すればするほど相手の暴力がひどくなるとわかってからは、無抵抗になった。
そうして、僕の青春は早い段階で終わりを告げたのだ。

☆☆☆

ハッと我に返ったとき僕は〇〇アパートの101号室にいた。
寝室へ手を伸ばした状態で意識を失っていたようだ。
右足を確認してみると、うっすらを手形がついている。
「最悪な夢だったな……」
全身に気持ちの悪い汗をかいている。