誘われて事故物件に暮らしはじめました。

屋は口にそういうとアキトが動画を停止してくれてホッと胸を撫でおろす。
さっきまで暑かったのに、今は体の芯の方から寒気が押し寄せてきている。
きっと、今まで流れていた動画の廃墟にエイリアンが出るという噂は本当だ。
エイリアンでなかったとしても、幽霊とか、そういう類がいるのだろう。
まさしく寒気チャンネルだ。
「で、今回は改めてレンくんにお願いがあるんだ」
気持ちを落ち着かせるために水を一口飲んだところで、アキトが真剣な表情になって僕を見つめた。
なんだか嫌な予感がして身を捩る。
が、逃げ出そうにも隣にはルイが座っているし、右側は隣の席と隔てる低い壁になっている。