誘われて事故物件に暮らしはじめました。

本当なら入居して確認してみたかったんですが、そこまで余裕がある生活をしているわけじゃないので今回はアパート付近に行くだけで断念してしまいました。
お金を貯めて、リベンジするぞ!》

殺人鬼がこの部屋に暮らしていたという思いもよらぬ情報に視線をさまよわせる。
けれどこのブログが本当なら殺人鬼は女性だということになる。
「僕の前に出てくるのは男だよな……?」
昨日の夜ずっしりと重たい影にのしかかられたときのことを思い出す。
あれも、鏡の中から腕を伸ばしてきたあれも、同じ男のような気がする。
もう少し情報を集めようとスマホへ視線を戻すと、画面が暗転していた。