つま先立ちになって必死に腕を伸ばすと指先が窓のカギに触れた。
クレセント錠に指をかけて下に下したとき、視界の端で何かが動いた気がして息を飲んだ。
浴室の隅っこの暗闇の中から誰かが僕を見ている気がする。
いや、誰かじゃない。
きっと最初に鏡の中に現れた影に違いない。
あいつはトモがいない間に鏡の中から出てきて寝室まで移動し、僕の首を締めたんだ。
今も鏡から抜け出して影の中に隠れている。
全身から冷や汗が吹き出して呼吸が荒くなっていく。
だけど窓を開けて空気を入れ替えれば少しは雰囲気が変わるはずだ。
僕は隅に視線をやらないように気をつけて窓に手をかけた。
後方から僕へと伸びてくる手の気配がする。
クレセント錠に指をかけて下に下したとき、視界の端で何かが動いた気がして息を飲んだ。
浴室の隅っこの暗闇の中から誰かが僕を見ている気がする。
いや、誰かじゃない。
きっと最初に鏡の中に現れた影に違いない。
あいつはトモがいない間に鏡の中から出てきて寝室まで移動し、僕の首を締めたんだ。
今も鏡から抜け出して影の中に隠れている。
全身から冷や汗が吹き出して呼吸が荒くなっていく。
だけど窓を開けて空気を入れ替えれば少しは雰囲気が変わるはずだ。
僕は隅に視線をやらないように気をつけて窓に手をかけた。
後方から僕へと伸びてくる手の気配がする。



