誘われて事故物件に暮らしはじめました。

白米を半分ほど食べたところでペースが落ち始めて、おかずにも手を伸ばさなくなったのだ。
「なんか、今日はもう腹いっぱいやわ」
「えぇ!?」
たった一人前くらいしか食べていないのにもうお腹いっぱいだと言うトモに驚いて声をあげる。
だってトモは僕と同じくらいの時間で5人前をペロリと平らげてしまうのだから。
これは悪夢所の騒ぎではないかもしれない。
僕はトモの額に手を当てた。
「熱は……ないみたいだね。喉が痛かったり、頭が痛かったりは?」
「う~ん、少し体がダルイかもしれんけど、平気やで?」
「本当に?」