誘われて事故物件に暮らしはじめました。

起きている間は普段通りに見えたけれど相当疲れていたのだろう、今はそっとしておくのがよさそうだ。
僕は寝室のドアをしめてトモの分のオカズにラップをかけるとひとりで昼食を開始したのだった。

☆☆☆

トモがなかなか起きてくれなくてせっかく温めたおかずは冷めて、結局冷蔵庫に入れておくことになった。
それから更に2時間ファンタジー映画を一本見たところでさすがに心配になってきた。
いくら疲れているといっても食事もとらずに眠りすぎじゃないだろうか。
「トモ、起きてる?」
声をかけてドアを開くけれどトモはしっかりと目を閉じていた。