誘われて事故物件に暮らしはじめました。

形式通りそれを両手で受け取って確認すると、そこには『寒気チューブ』と大きく書かれていて、その下に名前が書かれている。
「寒気チューブ?」
「説明するよりも見てもらう方が早いかな」
アキトはそういうと今度はスマホを取り出してテーブルの真ん中に置いた。
そして動画サイトに接続すると『寒気チューブ』と書かれているチャンネルにアクセスした。
動画のサムネイルを見た瞬間僕は「あっ」と大きな声を出していた。
サムネイルになっているのは今一緒にいる3人と、もうひとり、いつも3人と一緒に行動している黒髪のトモだったからだ。
「なにこれ、もしかして自分たちで動画チャンネルを持っているの?」