帰っていくたび、帰っていくたび、 死んだ人の髪を織る 都会のひかりが遠ざかり、田道をあるいて家で眠る むこうにある 生きていた人を遠くにし、たんなる明かりにしてしまって いまはむこうにいる 人の髪を織る 明かりは田圃に暮れどきを歩けばもらえる 家にかければ すぐに帰る