短歌じゃないけど2?



 帰っていくたび、帰っていくたび、  死んだ人の髪を織る
 都会のひかりが遠ざかり、田道をあるいて家で眠る
 むこうにある
 生きていた人を遠くにし、たんなる明かりにしてしまって
 いまはむこうにいる 人の髪を織る
 明かりは田圃に暮れどきを歩けばもらえる
 家にかければ すぐに帰る