私はその場を後にした 花の水と、衣服にしみいる長い間の野辺の列 戸口をあけると けむりは 糸でつくった蝶々 ゆめがおわる頃には ほどけ、と かぜをうけ、くさみちにくびふる連れ立ちらの背 たおれる白服 さきみだれる黄花の草ぐん 道でくびふる自分、 あるはずはない 車をさがしに照るなかをでた 陽が遠ざかる日々、足はそろえられ渇いていない うみをあるいて その中のうちで花になって、ひきあげられ