覚えていない庭を眺めてる さきほこる花のなかにしゃがみ しのびこむ 屋敷のなかは、しゃべる花でいっぱいで 夏でも熱いココアを夜に一杯いれて 誰もいないかのようなきもちでのむ ゆげがあるものを 吹いてうごかし、 たとおもえば ながしこむ 絵にかざしてゆれて潤むと口へ 時は夕刻になる部屋に横になって すっぱく、まっかだった梅が きょうは桃のように潤んでる