短歌じゃないけど2?



 瞳をとじて 死んだ人のことを思いうかべる バスに揺られてる最中に



 恋愛というのは、だれにとっても異界の洞窟なのだろう 家のなかで生まれても。道を歩いていて思う




 山に捨てられてるながい髪みたい
  ――どうしてそう、思うんだろうね



 


         すずめの食事にわたしの指を 青虫に似て
         はいないけど食べている
         うっすら蜜のにおいがするなか
         わたしがすこしはいっている
         ぼうとしたなかで 私がどこにいるか
        など考えてもしようがない
         やわらかなものをそうしてみつめる
         ようになって