瞳をとじて 死んだ人のことを思いうかべる バスに揺られてる最中に 恋愛というのは、だれにとっても異界の洞窟なのだろう 家のなかで生まれても。道を歩いていて思う 山に捨てられてるながい髪みたい ――どうしてそう、思うんだろうね すずめの食事にわたしの指を 青虫に似て はいないけど食べている うっすら蜜のにおいがするなか わたしがすこしはいっている ぼうとしたなかで 私がどこにいるか など考えてもしようがない やわらかなものをそうしてみつめる ようになって