風薫る満月のなか 絵を書きにいったら 山はあかく 赤い山のなか、叢の川辺に転がっている水晶 あかぐろいやまのなか 水晶の中で動き廻る剣士たち 川辺により、手で握りつつんでいくと隠れ山をさまよう 季節のおわりを絵に閉じこめて、線香の匂いを想像した これも何かの遊びの一つ。 じょうみゃくを想いうかべて一つ一つかさねる、 不思議と登場人物達は血をもっている 彼の手は膝に置かれ わたしを追憶するようにむいている