短歌じゃないけど2?



――そこをみて、あまり入ろうとは思わなかった
 息の音をたてない様子 指の、少しだけうごく、ねつ
 教室の机が並んでいるなかに
 制服姿の人が座っている
 白い顔でパーツがなく、これが夢なのだとわかる 
 誰の声も聞こえない教室や、息をすることのない場所。
 なんてものが頭にうかぶなか、
 ベランダのむこうに
 カラフルな布傘をして、ドレス姿からのほそいあしのそろいが、あった  
 ――机に書かれた少しの落書き 
 私がベランダへとつづく、レールをひいたら、あの陽光が
 教室にはいってきて
 いま 教室のそとにある全てのものとつながっていくのだろうか