信頼という名の圧

エッセイを書いたことで少しは心が落ち着いた。すると通知が鳴った、朝陽だろう。

【前の歌ってみた今日投稿するから!】

いや前クオリティ上げろって言ってなかった気がしたんだけど、朝陽が編集したのかなと思いつつ、朝陽が作ったチャンネルに行く

チャンネル名は

―――Asahi Music&Masato Editor

だった、良かったチャンネル名に俺の名前が入っていた

【じゃあ投稿するよ!】

【うん】

視聴者からの反応が怖い。
自分が作ったのに、自信がなくなってしまった

投稿内容はこのようなものだった

『プレミアム公開!○○の歌ってみた!』

概要欄をみると、ちゃんと俺の名前が入っていた

コメントを見ると、

【初めて聞いたけどすげぇ上手いな】

【編集はいまいちだなー】

【でも歌声でカバーしてるって感じか?】

【二人ともがんばれー!】

【チャンネル登録しました!】

心がぐちゃぐちゃになりそうになった

自分は頑張ったのは認められない、、辛い

それに比べて朝陽は、、
俺はすぐに連絡を入れた

【ねぇ?自分があんまり仕事やらないで褒められるの嬉しい?】

【は、なに黙ってろよ】

【こっちとしてはほぼ仕事なんだけど】

【そりゃあ編集者なんだから仕事だろ】

【こっちの身にもなれよ!】

【俺がリーダーなんだから従えよ!】

その言葉で胸の中のなにかが切れたような気がした

【そ、うかわかった】

【わかってくれたらいいんだ】

俺が頑張っても報われることってないんだな。そう痛感させられた。