信頼という名の圧

それからというもの、編集地獄に追われていた

「本当に疲れるな」

創作に取り掛かる意欲が失せ、楽しかったことが楽しくなくなった

その瞬間、通知が鳴った

【ねぇ?前の歌聞いたんだけど、もっと良くできないの?】

その連絡が来た途端視界が真っ暗になった



「まさと、理人!」
と言ってきたのはお母さんだった

「え、お母さん?」

「ねぇ理人最近体調変よね?」

「大丈夫だよ、、」

「いいから休みなさいよ」

仕事を放棄してしまうから朝陽に連絡は入れておく

【ごめん、体調崩れた】

すぐに返信が返ってきた

【それくらいできると思ったのにな】

その言葉で俺は確信した、朝陽は俺のことを道具としか扱っていない

大親友だと思っていたのに、ショックで俺は寝込んでしまった

(朝陽も手伝ってくれればよかったのにな)

三日後体調は元通りになり、編集ができることになった

【今から作業するよ】

【それくらいのことで体調崩さないでくれよ、動画投稿したいから脚本も頼むな!】

編曲だけでも大変だったのに、脚本も悪気なく言ってくることに心底呆れた、というか
めんどくなった

「小説書こう、、」

なぜか小説が異様に書きたくなった

そうだ、エッセイとして書こう

俺の辛さを少しでも人に知ってもらおう

そして俺は編集、編曲する少しの合間の時間でエッセイを書ききった