あの日の記憶 希望の未来

―10年後―
俺と真央は27歳になり今年結婚する。俺は高校卒業後、刑務官になりたくさんの受刑者と向き合ってきた。真央は老人ホームで介護士、ハヤトは農家、涼太は大手航空会社でパイロット。そして姉は環境問題を解決するための研究者とそれぞれが夢を叶えた。姉と清水さんは結婚し、今は1歳になる男の子がいる。そして今、俺と真央がいる結婚式会場の控え室にいる。「なぁ、真央。」「ん?」「俺と出会って結婚してくれてありがとう。」「ふふ、どういたしまして。」俺は、10歳のときから7年間事故の恨みを抱いていた。けれどみんなのおかげで乗り越えることができた。だから俺たちは今を生きる。希望の未来へ進むために。
―完―