あの日の記憶 希望の未来

「大ちゃん、日曜に花火大会があるからその日デ−トしよう。」「大輝!疲れたなら少し休もうぜ!」「大輝!もうすぐ本番だな!あともうちょっと頑張ろう!」彼らに出会えて本当に良かった。感謝しかない。そして文化祭当日、大盛況とまではいかなかったが教室の外に置いた感想を書いてもらうノ−トには「ためになった。」「社会の出来事に関心が高まった。」などで出し物は成功した。文化祭が終わった後、
両親と姉、清水さんに心から謝った。「姉貴、清水さん、そして父さん、母さん、あんなひどいこと言ってごめんなさい。2人が付き合っていることはまだ複雑だけど清水さんのお父さんがやったことは許せないけどいつかちゃんと応援できるよう前向きに生きていくよ。」そう言うと4人は一気に泣き出した。特に清水さんは号泣している。「成長したな…大輝。」「よく頑張ったね。」「うぅ…大輝君、本当にありがとう!2人で幸せになるよ!」そのとき姉がポツリと言った。「天国にいるパパとママはどう思っているかな…。」
「大丈夫!俺たちが小学生になるときこう言われただろ!『過去に囚われず前を向いて生きて』って!」
「そうだよね。2人なら応援してくれるよね。」空を見上げると天国にいる実の両親だけでなく、今の家族、親友、そして恋人の笑顔が夕焼け空に浮かんだ気がした。