あの日の記憶 希望の未来

そしてこう言われた。「果穂が清水君を連れてきた日があったでしょ。大輝が部屋に戻ったとき清水君がこういったの。「大輝君には申し訳ないと思います。責められるのは当然ですがこれだけ伝えてくれませんか。『幸せな人生を送ってほしい。』と。」「そんな…、あんなひどいこと言ったのに。」清水さんは父親が犯罪者になり学校ではイジメられ、世間からはバッシングを受けても俺の幸せを願ってくれていた。俺から罵倒されても。辛いのはお互い様なのに俺は被害者の立場を利用し何の罪もない人まで憎んでいた。そう思うと涙が止まらなかった。「俺…ちゃんと過去と向き合うよ。そして2人に謝罪する。2人の幸せを心から喜べるように。」「うん、頑張って。」「大輝、お前ならきっとできるよ。」こうしてあの事故と向き合い始めた。