魔導船は順調に進み、ビクトリア様達も通信用魔導具を使って仕事をしていた。
僕も、他の人達の様子を見つつ通信用魔導具で仕事をしていた。
「おい、スライムが通信用魔導具みたいなものをいじっているぞ?」
ニックが指差した先には、通信用魔導具を使って仕事をしているスラちゃんの姿があった。
アクアちゃん達は集まって何か相談しているので、余計にスラちゃんの仕事ぶりが目立つみたいだ。
「スラちゃんは、専用の通信用魔導具を持っていますよ。クリスが妊娠中なので、一部業務を肩代わりしています」
「はあ? ありゃ、本当にスライムか?」
ニックだけでなく、帝国の使節団もスラちゃんに度肝を抜かれていた。
対して、王国側は全員苦笑している。
昔から、スラちゃんが規格外な行動をしていたのを目の当たりにしていたからだ。
官僚並の頭脳もあるし、子どものお世話も上手。
まさに万能型スライムだ。
「ギンちゃんは素早く動くこともあるけど、基本はのんびりのほほーんってしていますよ」
「あの、色が金属みたいなスライムか。色はともかくとして、動きはスライムそのものだな」
ギンちゃんだけでなく、他のちびスライム達もスライムらしい時はある。
アクアちゃんとリーフちゃんは、お世話好きって一面もあるけど。
ジョボボボボ。
現に、料理上手なアクアちゃんは他の人達にお茶を配っていた。
魔法で沸騰した水を作っているので、火を使わないで済んでいる。
安全にも配慮している辺り、流石といえそうだ。
こうして時間は過ぎていき、予定通りおやつの時間前に王都郊外にある軍の施設へ到着した。
「皆さま、お疲れ様です。これから、馬車に乗って王城へと向かいます」
ここは、僕がみんなを先導しながら魔導船から降りた。
すると、軍の幹部が僕達を出迎えてくれた。
「ビクトリア様、皆さま、ようこそ王国へ」
「これは、ニース将軍ではありませんか。お出迎え頂き、感謝申し上げます」
ヘルナンデス様が、ビクトリア様とガッチリと握手を交わした。
他の人達もヘルナンデス様と握手をする中、ある一点に視線が注がれていた。
「紹介しよう。王国滞在中、護衛の任に就く魔獣達だ。魔法の訓練も受けているので、野生種よりもかなり強くなっている」
「「「「「ガルッ!」」」」」
キングレオ達は、ヘルナンデス様の側に来て元気の良い声を上げた。
綺麗に揃った行動に、ビクトリア様達はかなり驚いていた。
「ほ、本当にキングレオとフォレストタイガーだ……」
ニック、キョトンとしないの。
キングレオ達が、思わず何しているんだろうと不思議そうにしているよ。
「それでは、これより馬車に乗って王城へ向かう。応接室で休憩した後、到着の謁見の予定だ」
「ええ、心得ておりますわ」
ヘルナンデス様がこの後の予定を伝え、ビクトリア様も了承した。
では、馬車に乗って王城へと向かいましょう。
キングレオ達は、馬車の周りについて護衛をする事に。
「この子達はたまにこうやって馬車の護衛をするので、町の人達もそこまで驚かないですよ。奉仕活動中も、王家の子ども達の護衛をしていますし」
「目の前の非現実的な光景が、とてもじゃないけど信じられない……」
馬車内でも、ニックは窓から外のキングレオ達を見ていた。
やっぱり、初めて見る人にとっては衝撃的な光景なのだろう。
「因みに、このキングレオ達はとある貴族家で保護されていて、交代で護衛の為に王城に出勤していますよ」
「あの獰猛な魔物を保護しているなんて。きっと、当主も凄い人だろう……」
あっ、ニックだけでなく多くの帝国の使節団がヘルナンデス様みたいな物凄い強者をイメージしていた。
実際には清楚が似合うミュウさんが当主だから、夜会で会ったらびっくりするだろう。
ナッシュさんだけでなく、ヘルナンデス様もちょっと苦笑していた。
こんな話をしている内に、僕達を乗せた馬車は無事に王城に到着。
すると、可愛らしいお出かけが僕達を待っていた。
「「「「「「いらっしゃいませー!」」」」」」
「ウォン!」
何と、アリアちゃん達が馬車の停留所で待っていたのです。
ユキちゃんも、元気よく挨拶をしていた。
王太后様、メアリーさん、シーリアさんもちびっ子達に付き添っていますね。
「ビクトリア様、王太后様、王太子妃のメアリーさん、ルーカス様の奥さんのシーリアさんです。あと、王家とルーカスさんの子ども達です」
「まあ、わざわざ出迎えてくれたのですね。本当にありがとうございます」
警備の関係で出迎えは最小限にしているけど、それでもそれなりの対応は必要だ。
ちびっ子達は、早く新しい人に会いたかったのかもしれない。
「「「「「ガルッ!」」」」」
「おー、ちゃんとやっているんだ!」
「「「「「ガルル!」」」」」
護衛のキングレオ達とビアンカちゃんが、簡単に話をしていた。
活発な性格のキングレオ達とビアンカちゃんは、とても仲がいい。
簡単な意思疎通なら、全然問題なくできる。
「「「「案内しまーす!」」」」」
「「まーす!」」
そして、アリアちゃん達は先頭を切って歩き始めた。
ちゃんと、応接室までみんなを案内できるかな?
僕も、他の人達の様子を見つつ通信用魔導具で仕事をしていた。
「おい、スライムが通信用魔導具みたいなものをいじっているぞ?」
ニックが指差した先には、通信用魔導具を使って仕事をしているスラちゃんの姿があった。
アクアちゃん達は集まって何か相談しているので、余計にスラちゃんの仕事ぶりが目立つみたいだ。
「スラちゃんは、専用の通信用魔導具を持っていますよ。クリスが妊娠中なので、一部業務を肩代わりしています」
「はあ? ありゃ、本当にスライムか?」
ニックだけでなく、帝国の使節団もスラちゃんに度肝を抜かれていた。
対して、王国側は全員苦笑している。
昔から、スラちゃんが規格外な行動をしていたのを目の当たりにしていたからだ。
官僚並の頭脳もあるし、子どものお世話も上手。
まさに万能型スライムだ。
「ギンちゃんは素早く動くこともあるけど、基本はのんびりのほほーんってしていますよ」
「あの、色が金属みたいなスライムか。色はともかくとして、動きはスライムそのものだな」
ギンちゃんだけでなく、他のちびスライム達もスライムらしい時はある。
アクアちゃんとリーフちゃんは、お世話好きって一面もあるけど。
ジョボボボボ。
現に、料理上手なアクアちゃんは他の人達にお茶を配っていた。
魔法で沸騰した水を作っているので、火を使わないで済んでいる。
安全にも配慮している辺り、流石といえそうだ。
こうして時間は過ぎていき、予定通りおやつの時間前に王都郊外にある軍の施設へ到着した。
「皆さま、お疲れ様です。これから、馬車に乗って王城へと向かいます」
ここは、僕がみんなを先導しながら魔導船から降りた。
すると、軍の幹部が僕達を出迎えてくれた。
「ビクトリア様、皆さま、ようこそ王国へ」
「これは、ニース将軍ではありませんか。お出迎え頂き、感謝申し上げます」
ヘルナンデス様が、ビクトリア様とガッチリと握手を交わした。
他の人達もヘルナンデス様と握手をする中、ある一点に視線が注がれていた。
「紹介しよう。王国滞在中、護衛の任に就く魔獣達だ。魔法の訓練も受けているので、野生種よりもかなり強くなっている」
「「「「「ガルッ!」」」」」
キングレオ達は、ヘルナンデス様の側に来て元気の良い声を上げた。
綺麗に揃った行動に、ビクトリア様達はかなり驚いていた。
「ほ、本当にキングレオとフォレストタイガーだ……」
ニック、キョトンとしないの。
キングレオ達が、思わず何しているんだろうと不思議そうにしているよ。
「それでは、これより馬車に乗って王城へ向かう。応接室で休憩した後、到着の謁見の予定だ」
「ええ、心得ておりますわ」
ヘルナンデス様がこの後の予定を伝え、ビクトリア様も了承した。
では、馬車に乗って王城へと向かいましょう。
キングレオ達は、馬車の周りについて護衛をする事に。
「この子達はたまにこうやって馬車の護衛をするので、町の人達もそこまで驚かないですよ。奉仕活動中も、王家の子ども達の護衛をしていますし」
「目の前の非現実的な光景が、とてもじゃないけど信じられない……」
馬車内でも、ニックは窓から外のキングレオ達を見ていた。
やっぱり、初めて見る人にとっては衝撃的な光景なのだろう。
「因みに、このキングレオ達はとある貴族家で保護されていて、交代で護衛の為に王城に出勤していますよ」
「あの獰猛な魔物を保護しているなんて。きっと、当主も凄い人だろう……」
あっ、ニックだけでなく多くの帝国の使節団がヘルナンデス様みたいな物凄い強者をイメージしていた。
実際には清楚が似合うミュウさんが当主だから、夜会で会ったらびっくりするだろう。
ナッシュさんだけでなく、ヘルナンデス様もちょっと苦笑していた。
こんな話をしている内に、僕達を乗せた馬車は無事に王城に到着。
すると、可愛らしいお出かけが僕達を待っていた。
「「「「「「いらっしゃいませー!」」」」」」
「ウォン!」
何と、アリアちゃん達が馬車の停留所で待っていたのです。
ユキちゃんも、元気よく挨拶をしていた。
王太后様、メアリーさん、シーリアさんもちびっ子達に付き添っていますね。
「ビクトリア様、王太后様、王太子妃のメアリーさん、ルーカス様の奥さんのシーリアさんです。あと、王家とルーカスさんの子ども達です」
「まあ、わざわざ出迎えてくれたのですね。本当にありがとうございます」
警備の関係で出迎えは最小限にしているけど、それでもそれなりの対応は必要だ。
ちびっ子達は、早く新しい人に会いたかったのかもしれない。
「「「「「ガルッ!」」」」」
「おー、ちゃんとやっているんだ!」
「「「「「ガルル!」」」」」
護衛のキングレオ達とビアンカちゃんが、簡単に話をしていた。
活発な性格のキングレオ達とビアンカちゃんは、とても仲がいい。
簡単な意思疎通なら、全然問題なくできる。
「「「「案内しまーす!」」」」」
「「まーす!」」
そして、アリアちゃん達は先頭を切って歩き始めた。
ちゃんと、応接室までみんなを案内できるかな?


