予定通り、学園生による奉仕活動が行われる日となった。
食料などの手配は全て完了し、僕はアイちゃん達と共に一足先に大教会へと向かった。
クリスも一緒なのだが、お腹が目立ってきたので無理はさせない予定だ。
「サイオン枢機卿様、今日は宜しくお願いします」
「「「おねがいします!」」」
「おお、元気な挨拶じゃのう。宜しく頼むぞ」
最初に、大教会の中に入ってサイオン枢機卿様に挨拶をした。
アイちゃん達もとても元気な挨拶で、サイオン枢機卿様もニコリとしながらアイちゃん達の頭を撫でていた。
今日は、治療班のお手伝いとしてアイちゃん達も手伝う。
そして、この子達も姿を現した。
「「「「「おはよーございます」」」」」
「「はよー!」」
「おお、元気なのが増えたのう」
アリアちゃん達に加え、ルートちゃんもサイオン枢機卿様に元気いっぱいに挨拶をした。
みんなも、ビクトリア様が来た時に備えて奉仕活動の訓練をするという。
でも、みんなは奉仕活動には慣れているんだよね。
保護者として王太后様とメアリーさんがついているし、きっと大丈夫でしょう。
「「おはようございます」」
更に、ノヴァ君とララちゃんにも声をかけていた。
二人とも回復魔法は使えないが、アクアちゃんやリーフちゃんのお手伝いはできる。
魔法も使いどころ次第だということを、二人に学んでもらう良い機会だ。
いきなり学園生だけで奉仕活動は行えないので、補助としてシスターさんにもついてもらう。
「「「「「おはようございます!」」」」」
「おはよう。今日は良く励むように」
「「「「「はい!」」」」」
学園生も到着し、サイオン枢機卿様に元気よく挨拶をした。
では、準備が整ったところでさっそく炊き出しの準備を始めましょう。
「最初に、炊き出しに使う機材とテントなどを倉庫から運びます。また、会場となる大教会の前のスペースを箒などで綺麗にします。手分けして準備しましょう」
「「「「「はい」」」」」
ただ町の人に奉仕することだけではなく、こうして準備から手伝ってもらう。
下働きみたいなものだが、こういうことも経験するのは大切なことだ。
貴族子弟であっても、こういう作業にしてもらう。
サッサッ。
「「「「「ふんふんふーん」」」」」
勿論、掃除に関しても同じだ。
たとえ貴族令嬢であっても、掃除はしっかりとやってもらう。
もっとも、アリアちゃん達が進んで掃除をしているので自分がサボるわけにはいかない。
王太后とメアリーさんも、箒を手にして掃除をしていた。
クリスも無理をせずに、荷物運びではなく掃除を手伝っていた。
「最初に、大鍋などを洗います。折角なので、ノヴァ君に水玉を出して貰いましょう」
「はっ、はい!」
ここは、勉強を兼ねてノヴァ君に頑張ってもらうことに。
クリスも一緒について、魔力制御などを教えていた。
シュイン、パシュ。
「「「「「おおー」」」」」
「ふう。な、何とかできました……」
多過ぎず少な過ぎず、良い感じに大鍋に水が溜まった。
男子学園生が感嘆の声を上げ、ノヴァ君もホッと胸を撫でおろした。
たわしを手にした数人の男子学園生が大鍋を掃除し、その間に折りたたみテーブルを組み立てて女性学園生を中心に野菜を切り始めた。
シュイン、シュパパパパ。
「風魔法を上手に使えば、こうやって野菜や肉を切る事もできますよ。最初はゆっくりでいいから、やってみましょうね」
「「はっ、はい!」」
リーフちゃんの華麗な魔法の前に、ノヴァ君とララちゃんもちょっと緊張気味だ。
クリスもついているし、チャレンジあるのみだ。
そして、今度は軍属希望の学園生にあることを指示した。
「聖騎士団がアリアちゃんや王太后様達を護衛していますが、みんなも一緒に護衛をしましょう。護衛対象だけでなく、周囲も見ないといけません。大変かと思いますが、良い訓練になりますので頑張りましょう」
「「「「「はい!」」」」」
護衛の訓練は、今後の為にも頑張って覚えた方がよさそうだ。
トラちゃん達もいるから、本当に念の為って感じだ。
とはいえ、中々護衛する機会がない学園生にとって、とても緊張する状況だ。
しかも、護衛する相手がいきなり王族だ。
「えっとね、最初にお姉ちゃんが治療するんだよ!」
「僕もやるよ!」
「僕は次だよ!」
当のアリアちゃん達は、誰が治療するかで順番を決めていた。
アイちゃん、ケイトちゃん、リュウちゃんは回復魔法が使えるが、アリアちゃん達はスラちゃん達を持って治療する。
でも、こうしてみんなで話しあって順番をキチンと決めているのは良いことだ。
王太后様とメアリーさんも、仲のよいちびっ子達にニンマリとしていた。
「あと、忘れてはいけないのが町の人から意見を聞くことです。町の人がどんなことに苦労しているのか、犯罪者が集まりそうなところはないかなど、色々な意見を集めてみましょう」
「「「「「はい!」」」」」
町の人から意見を聞くのも、奉仕活動で重要視していた。
実際に集めた意見を元に、公共工事をしたり犯罪組織を捕まえたりした。
何よりも、町のことを身近に感じてもらえる効果もある。
さて、そろそろ奉仕活動を始めましょう。
食料などの手配は全て完了し、僕はアイちゃん達と共に一足先に大教会へと向かった。
クリスも一緒なのだが、お腹が目立ってきたので無理はさせない予定だ。
「サイオン枢機卿様、今日は宜しくお願いします」
「「「おねがいします!」」」
「おお、元気な挨拶じゃのう。宜しく頼むぞ」
最初に、大教会の中に入ってサイオン枢機卿様に挨拶をした。
アイちゃん達もとても元気な挨拶で、サイオン枢機卿様もニコリとしながらアイちゃん達の頭を撫でていた。
今日は、治療班のお手伝いとしてアイちゃん達も手伝う。
そして、この子達も姿を現した。
「「「「「おはよーございます」」」」」
「「はよー!」」
「おお、元気なのが増えたのう」
アリアちゃん達に加え、ルートちゃんもサイオン枢機卿様に元気いっぱいに挨拶をした。
みんなも、ビクトリア様が来た時に備えて奉仕活動の訓練をするという。
でも、みんなは奉仕活動には慣れているんだよね。
保護者として王太后様とメアリーさんがついているし、きっと大丈夫でしょう。
「「おはようございます」」
更に、ノヴァ君とララちゃんにも声をかけていた。
二人とも回復魔法は使えないが、アクアちゃんやリーフちゃんのお手伝いはできる。
魔法も使いどころ次第だということを、二人に学んでもらう良い機会だ。
いきなり学園生だけで奉仕活動は行えないので、補助としてシスターさんにもついてもらう。
「「「「「おはようございます!」」」」」
「おはよう。今日は良く励むように」
「「「「「はい!」」」」」
学園生も到着し、サイオン枢機卿様に元気よく挨拶をした。
では、準備が整ったところでさっそく炊き出しの準備を始めましょう。
「最初に、炊き出しに使う機材とテントなどを倉庫から運びます。また、会場となる大教会の前のスペースを箒などで綺麗にします。手分けして準備しましょう」
「「「「「はい」」」」」
ただ町の人に奉仕することだけではなく、こうして準備から手伝ってもらう。
下働きみたいなものだが、こういうことも経験するのは大切なことだ。
貴族子弟であっても、こういう作業にしてもらう。
サッサッ。
「「「「「ふんふんふーん」」」」」
勿論、掃除に関しても同じだ。
たとえ貴族令嬢であっても、掃除はしっかりとやってもらう。
もっとも、アリアちゃん達が進んで掃除をしているので自分がサボるわけにはいかない。
王太后とメアリーさんも、箒を手にして掃除をしていた。
クリスも無理をせずに、荷物運びではなく掃除を手伝っていた。
「最初に、大鍋などを洗います。折角なので、ノヴァ君に水玉を出して貰いましょう」
「はっ、はい!」
ここは、勉強を兼ねてノヴァ君に頑張ってもらうことに。
クリスも一緒について、魔力制御などを教えていた。
シュイン、パシュ。
「「「「「おおー」」」」」
「ふう。な、何とかできました……」
多過ぎず少な過ぎず、良い感じに大鍋に水が溜まった。
男子学園生が感嘆の声を上げ、ノヴァ君もホッと胸を撫でおろした。
たわしを手にした数人の男子学園生が大鍋を掃除し、その間に折りたたみテーブルを組み立てて女性学園生を中心に野菜を切り始めた。
シュイン、シュパパパパ。
「風魔法を上手に使えば、こうやって野菜や肉を切る事もできますよ。最初はゆっくりでいいから、やってみましょうね」
「「はっ、はい!」」
リーフちゃんの華麗な魔法の前に、ノヴァ君とララちゃんもちょっと緊張気味だ。
クリスもついているし、チャレンジあるのみだ。
そして、今度は軍属希望の学園生にあることを指示した。
「聖騎士団がアリアちゃんや王太后様達を護衛していますが、みんなも一緒に護衛をしましょう。護衛対象だけでなく、周囲も見ないといけません。大変かと思いますが、良い訓練になりますので頑張りましょう」
「「「「「はい!」」」」」
護衛の訓練は、今後の為にも頑張って覚えた方がよさそうだ。
トラちゃん達もいるから、本当に念の為って感じだ。
とはいえ、中々護衛する機会がない学園生にとって、とても緊張する状況だ。
しかも、護衛する相手がいきなり王族だ。
「えっとね、最初にお姉ちゃんが治療するんだよ!」
「僕もやるよ!」
「僕は次だよ!」
当のアリアちゃん達は、誰が治療するかで順番を決めていた。
アイちゃん、ケイトちゃん、リュウちゃんは回復魔法が使えるが、アリアちゃん達はスラちゃん達を持って治療する。
でも、こうしてみんなで話しあって順番をキチンと決めているのは良いことだ。
王太后様とメアリーさんも、仲のよいちびっ子達にニンマリとしていた。
「あと、忘れてはいけないのが町の人から意見を聞くことです。町の人がどんなことに苦労しているのか、犯罪者が集まりそうなところはないかなど、色々な意見を集めてみましょう」
「「「「「はい!」」」」」
町の人から意見を聞くのも、奉仕活動で重要視していた。
実際に集めた意見を元に、公共工事をしたり犯罪組織を捕まえたりした。
何よりも、町のことを身近に感じてもらえる効果もある。
さて、そろそろ奉仕活動を始めましょう。


