いよいよ卒園式の日となり、僕とクリスは朝から式典用の服に着替えていた。
式典にはスラちゃん達も参加予定で、みんなで学園生の門出を祝うことにした。
「何だか、あっという間の半年だったね。私も、無我夢中で学園生に教えていたよ」
馬車内でクリスが感慨深そうに話したが、僕も本当に無我夢中だった。
それでも、学園生は期待以上に本当に良く成長してくれた。
スラちゃんも、他のチビスライム達も、フルフルと僕達に同意していた。
「確かに、誰もが素晴らしい生徒じゃった。学園を卒業して、大いに羽ばたくじゃろう」
学園についても、他の先生も感慨深そうにしていた。
イアン様も、学園生の学習成果をとても褒めていた。
すると、イアン様はこんな事も言っていたのだ。
「これなら、自信を持って【蒼の治癒師】様の教え子を名乗れるじゃろう。あと数年もすれば、【蒼の治癒師】様はその類まれなる知識で国を救うとも言われるはずじゃ」
いやいや、僕じゃなくて学園生が凄いのですよ。
ミッシェル先生も他の先生もうんうんと頷いていて、クリスは何故か苦笑していた。
でも、職員室に入ってきたこの人もイアン様の意見に続いた。
「学園の卒園生というだけでは、やはり最初の印象はどうしても弱いわ。でも、ケン君の教え子というだけでもの凄いインパクトがあるのは間違いないのよ。そして、まさに王家が進める王城改革とマッチするわけ。私は、五年以内には少しずつ成果が出ると思うわ」
「「「「「おおー!」」」」」
王太后様が、公務の都合で王家の子ども達の引率者として職員室に入ってきた。
そして、にこやかに話す王太后様に、王家の子ども達は感嘆の声をあげた。
うん、子ども達のあの表情を見るとよく分かっていないね。
「「「「おはよーございます!」」」」
「「はよー!」」
「ウォン!」
「「「「「おはようございます」」」」」
そして、アリアちゃん達も元気よく挨拶をした。
イリスちゃんとスーザンちゃんも、元気いっぱいな挨拶だ。
ユキちゃんも元気いっぱい吠えていて、そんなちびっ子達の挨拶に僕達も立ち上がって挨拶をした。
まだ卒園式には時間があるので、王家の方々には応接間に移動してもらった。
「軍は既に改革を進めているけど、王城にはまだ旧来の勢力が残っているわ。でも、王家と親しい上に国を救った【蒼の治癒師】様の影響力はとても大きいのよ。学園生を卒業した人もプレッシャーかもしれないけど、直接ケン君に指導を受けたのは名誉な事なのよ」
「「「「「ちゅー」」」」」
僕も王太后様の接待の為に一緒にソファーに座ったが、改めて僕の二つ名の大きさを思い知った。
良い二つ名でも、本当にプレッシャーだ。
あと、アリアちゃん達はジュースを一気に飲んじゃったけど、おしっこしたくなっちゃうから程々にね。
「何にせよ、こうして最初の卒園式を迎えられるのはとても良い事よ。事業を行っても、無事に最後まで続かないこともあるわ。一回目を上手く終えれば、後はノウハウが出来て二回目以降は自然と上手くいくのよ」
学園は陛下肝いりの事業だし、こうして上手くいって僕もホッとしていた。
いずれアリアちゃん達が入園するだろうが、それまでにもっと良くして行きたい。
すると、ミッシェル先生が僕に声をかけてきた。
「卒園生が集まってきたので、私達は教室に向かいます」
卒園式開始時間の一時間前なのに、もうみんな集まってきたんだ。
スラちゃんも一緒に教室に向かったのだが、クリスとアクアちゃんはとある理由から職員室に残った。
「「「「おしっこ……」」」」
「ウォン」
「はいはい、こっちよ」
やはりというか、アリアちゃん達はジュースを飲み過ぎてしまった。
モジモジとしていたので、クリスが全員を来賓用トイレに連れて行った。
ユキちゃんも、念のためについて行っていますね。
サッサッ。
「「おー」」
そして、アクアちゃんはイリスちゃんとスーザンちゃんのおむつ交換をしていた。
お世話上手なアクアちゃんにとって、おむつ交換はお手のものだ。
アイテムボックスにおむつを常備しているし、本当に手際よい。
あっという間におむつ交換が終わり、イリスちゃんとスーザンちゃんもスッキリとした表情だ。
「もうジュースは駄目よ。卒園式が終わってからね」
「「えー!?」」
イリスちゃんとスーザンちゃんは、王太后様ににこやかに言われて少し不満そうだ。
でも、王太后様の笑顔の圧力も凄かった。
卒園式を頑張れば、きっとご褒美のジュースがもらえるはずだ。
なお、戻ってきたアリアちゃん達にも王太后様の笑顔の圧力があった。
またおしっこに行きたくなっちゃうから、少しの間の我慢だよ。
式典にはスラちゃん達も参加予定で、みんなで学園生の門出を祝うことにした。
「何だか、あっという間の半年だったね。私も、無我夢中で学園生に教えていたよ」
馬車内でクリスが感慨深そうに話したが、僕も本当に無我夢中だった。
それでも、学園生は期待以上に本当に良く成長してくれた。
スラちゃんも、他のチビスライム達も、フルフルと僕達に同意していた。
「確かに、誰もが素晴らしい生徒じゃった。学園を卒業して、大いに羽ばたくじゃろう」
学園についても、他の先生も感慨深そうにしていた。
イアン様も、学園生の学習成果をとても褒めていた。
すると、イアン様はこんな事も言っていたのだ。
「これなら、自信を持って【蒼の治癒師】様の教え子を名乗れるじゃろう。あと数年もすれば、【蒼の治癒師】様はその類まれなる知識で国を救うとも言われるはずじゃ」
いやいや、僕じゃなくて学園生が凄いのですよ。
ミッシェル先生も他の先生もうんうんと頷いていて、クリスは何故か苦笑していた。
でも、職員室に入ってきたこの人もイアン様の意見に続いた。
「学園の卒園生というだけでは、やはり最初の印象はどうしても弱いわ。でも、ケン君の教え子というだけでもの凄いインパクトがあるのは間違いないのよ。そして、まさに王家が進める王城改革とマッチするわけ。私は、五年以内には少しずつ成果が出ると思うわ」
「「「「「おおー!」」」」」
王太后様が、公務の都合で王家の子ども達の引率者として職員室に入ってきた。
そして、にこやかに話す王太后様に、王家の子ども達は感嘆の声をあげた。
うん、子ども達のあの表情を見るとよく分かっていないね。
「「「「おはよーございます!」」」」
「「はよー!」」
「ウォン!」
「「「「「おはようございます」」」」」
そして、アリアちゃん達も元気よく挨拶をした。
イリスちゃんとスーザンちゃんも、元気いっぱいな挨拶だ。
ユキちゃんも元気いっぱい吠えていて、そんなちびっ子達の挨拶に僕達も立ち上がって挨拶をした。
まだ卒園式には時間があるので、王家の方々には応接間に移動してもらった。
「軍は既に改革を進めているけど、王城にはまだ旧来の勢力が残っているわ。でも、王家と親しい上に国を救った【蒼の治癒師】様の影響力はとても大きいのよ。学園生を卒業した人もプレッシャーかもしれないけど、直接ケン君に指導を受けたのは名誉な事なのよ」
「「「「「ちゅー」」」」」
僕も王太后様の接待の為に一緒にソファーに座ったが、改めて僕の二つ名の大きさを思い知った。
良い二つ名でも、本当にプレッシャーだ。
あと、アリアちゃん達はジュースを一気に飲んじゃったけど、おしっこしたくなっちゃうから程々にね。
「何にせよ、こうして最初の卒園式を迎えられるのはとても良い事よ。事業を行っても、無事に最後まで続かないこともあるわ。一回目を上手く終えれば、後はノウハウが出来て二回目以降は自然と上手くいくのよ」
学園は陛下肝いりの事業だし、こうして上手くいって僕もホッとしていた。
いずれアリアちゃん達が入園するだろうが、それまでにもっと良くして行きたい。
すると、ミッシェル先生が僕に声をかけてきた。
「卒園生が集まってきたので、私達は教室に向かいます」
卒園式開始時間の一時間前なのに、もうみんな集まってきたんだ。
スラちゃんも一緒に教室に向かったのだが、クリスとアクアちゃんはとある理由から職員室に残った。
「「「「おしっこ……」」」」
「ウォン」
「はいはい、こっちよ」
やはりというか、アリアちゃん達はジュースを飲み過ぎてしまった。
モジモジとしていたので、クリスが全員を来賓用トイレに連れて行った。
ユキちゃんも、念のためについて行っていますね。
サッサッ。
「「おー」」
そして、アクアちゃんはイリスちゃんとスーザンちゃんのおむつ交換をしていた。
お世話上手なアクアちゃんにとって、おむつ交換はお手のものだ。
アイテムボックスにおむつを常備しているし、本当に手際よい。
あっという間におむつ交換が終わり、イリスちゃんとスーザンちゃんもスッキリとした表情だ。
「もうジュースは駄目よ。卒園式が終わってからね」
「「えー!?」」
イリスちゃんとスーザンちゃんは、王太后様ににこやかに言われて少し不満そうだ。
でも、王太后様の笑顔の圧力も凄かった。
卒園式を頑張れば、きっとご褒美のジュースがもらえるはずだ。
なお、戻ってきたアリアちゃん達にも王太后様の笑顔の圧力があった。
またおしっこに行きたくなっちゃうから、少しの間の我慢だよ。


