今日は王城で仕事なのだが、会議室で学園関係の打ち合わせだ。
イアン様も王城に来て会議に参加しており、何とアーサー様だけでなく陛下も会議に参加した。
「それでは、学園の入園試験に関する会議を始める」
議題は、間近に迫ってきた学園の入園試験だ。
ある程度準備を進めてきたので、皆で確認をする事になった。
「試験の基本は、官僚試験を元にいたします。また、剣技試験も併せて行い、面接も課す予定です」
「それで良いだろう。面接は必ず行うように。筆記試験では分からない、その者の本質が把握できる」
イアン様の報告を聞き、陛下も満足そうにした。
僕も、面接は絶対にした方がいいと思っていた。
更に、陛下はこんな事も指示しました。
「面接には、ヘルナンデスとケンも参加させる。ヘルナンデスなら、将来の官僚候補の適性を見定める事ができる。ケンも、将来に向けての勉強だ」
「「畏まりました」」
いやいやいや、陛下何を言っているんですか。
流石に、僕に面接官は早いですよ。
ルーカス様もイアン様も、あっさりと了承しないで下さいよ。
僕の驚きは、あっさりとスルーされた。
「ケン、お前は学園の副園長でもある。人を見る目は、今後のためにも養わないといけない」
陛下にもっともらしい理由を言われてしまい、僕は何も言えなかった。
うん、ここは切り替えよう。
「カンニング対策に、ケンのスライム達を活用する。兵も配置するが、それだけでは足りないだろう」
陛下の説明を聞き、会議に参加していたスラちゃん達はビシッと敬礼した。
確かに、スラちゃん達なら周囲の邪魔にならずに巡回できるし、怪しい者の行動を瞬時に見破る事ができる。
ピーちゃん達にも、試験中の巡回をお願いしよう。
「試験は一日になるから、食堂も稼働するか良いチェックになる」
筆記試験と面接は午後の予定なので、色々なテストができる。
勿論、お弁当を持ってくるのもありだ。
「服装は、剣技試験も行うので動きやすい服装ですね。華美な服装を着てくる人もいるかもしれませんが、それはそれですね」
「貴族だから、貴族らしい服装だという者が出る可能性はある。そういう服装をしてくる者は、結果も何となく分かるだろう」
おお、アーサー様がバッサリと切り捨てた。
でも、僕も他の人もアーサー様の言いたいことは分かっていた。
なお、剣技試験にはクリスにも参加してもらう予定だ。
今では、クリスもしっかりと新兵にも剣技を教えている。
「では、この内容で対応に当たるように。余も、できるだけ皆のフォローを行う」
「「「「「畏まりました」」」」」
その後も細かい内容が決定し、会議は無事に終了。
あとは、試験問題などを積めれば大丈夫。
試験問題は、学園の常勤教師が対応することになっている。
「はあ、いよいよ試験が近づいてきたって気がします」
「うむ、そうじゃのう。我々も、気を引き締めて対応に当たらないとならぬ」
イアン様と雑談しながら会議室を出るが、初めての試験だから僕も頑張らないと。
さて、僕は次の仕事に行かないと。
「では、僕はアリアちゃん達の付き添いがありますので、これで失礼します」
「うむ、しっかりやるのじゃぞ」
「ケン君、子ども達を頼むよ」
僕はイアン様、アーサー様に見送られながら足早に会議室を後にした。
そして、王家のちびっ子達が待っている大部屋へと急いだのだった。
「ふう、午前中はフル回転だったので、ちょっと疲れました」
「そうね、色々重なってしまったわ。そこは、少し申し訳ないわ」
「「「もぐもぐもぐ」」」
昼食は、王家の食堂に招待されて王家の方々と一緒に食べていた。
アリアちゃん達は、公務を頑張ってお腹が空いたのか一心不乱にパスタを頬張っていた。
そんな中、王太后様が少し申し訳なさそうに話をしてくれた。
「王家に近い存在で孫やひ孫を安心して預けられる存在って、とっても限られているのよ。ケン君は国王や王太子直属になるから、どうしても色々と頼ってしまうわ。とはいえ、孫やひ孫の安全を考えるとそう簡単に一緒に行動できる者を増やすわけにはいかないわ。徐々に、対応していかないとならないのよ」
「「「もぐもぐもぐ」」」
未来の国王陛下であるブライトちゃんの存在もあるし、ビアンカちゃんは現国王の娘だ。
何とかして近づこうとする者はいるだろうし、実際に奉仕活動などでは治療をする王家のちびっ子達に接近しようとする貴族令嬢がいた。
現在は、近衛騎士や専属侍従、あとは僕たちみたいな者が王家の子ども達の公務の補佐をしていた。
「僕は、みんなの補佐をするのは苦痛ではないです。それこそ、みんなの成長を間近で見ることができてとても嬉しいです」
「ふふ、ケン君らしい答えね。私達も、小さかったケン君が大きくなっていくのを見るのをとても楽しみにしていたのよ」
「「「ごちそーさま!」」」
口の周りを汚しながらも元気にパスタを完食したアリアちゃん達を、僕と王太后様はにこやかに見つめていた。
あと少ししたら、イリスちゃんも公務に加わるだろう。
そうすると、今度はアリアちゃん達がイリスちゃんの面倒を見るのかなと、そう思ったのだった。
イアン様も王城に来て会議に参加しており、何とアーサー様だけでなく陛下も会議に参加した。
「それでは、学園の入園試験に関する会議を始める」
議題は、間近に迫ってきた学園の入園試験だ。
ある程度準備を進めてきたので、皆で確認をする事になった。
「試験の基本は、官僚試験を元にいたします。また、剣技試験も併せて行い、面接も課す予定です」
「それで良いだろう。面接は必ず行うように。筆記試験では分からない、その者の本質が把握できる」
イアン様の報告を聞き、陛下も満足そうにした。
僕も、面接は絶対にした方がいいと思っていた。
更に、陛下はこんな事も指示しました。
「面接には、ヘルナンデスとケンも参加させる。ヘルナンデスなら、将来の官僚候補の適性を見定める事ができる。ケンも、将来に向けての勉強だ」
「「畏まりました」」
いやいやいや、陛下何を言っているんですか。
流石に、僕に面接官は早いですよ。
ルーカス様もイアン様も、あっさりと了承しないで下さいよ。
僕の驚きは、あっさりとスルーされた。
「ケン、お前は学園の副園長でもある。人を見る目は、今後のためにも養わないといけない」
陛下にもっともらしい理由を言われてしまい、僕は何も言えなかった。
うん、ここは切り替えよう。
「カンニング対策に、ケンのスライム達を活用する。兵も配置するが、それだけでは足りないだろう」
陛下の説明を聞き、会議に参加していたスラちゃん達はビシッと敬礼した。
確かに、スラちゃん達なら周囲の邪魔にならずに巡回できるし、怪しい者の行動を瞬時に見破る事ができる。
ピーちゃん達にも、試験中の巡回をお願いしよう。
「試験は一日になるから、食堂も稼働するか良いチェックになる」
筆記試験と面接は午後の予定なので、色々なテストができる。
勿論、お弁当を持ってくるのもありだ。
「服装は、剣技試験も行うので動きやすい服装ですね。華美な服装を着てくる人もいるかもしれませんが、それはそれですね」
「貴族だから、貴族らしい服装だという者が出る可能性はある。そういう服装をしてくる者は、結果も何となく分かるだろう」
おお、アーサー様がバッサリと切り捨てた。
でも、僕も他の人もアーサー様の言いたいことは分かっていた。
なお、剣技試験にはクリスにも参加してもらう予定だ。
今では、クリスもしっかりと新兵にも剣技を教えている。
「では、この内容で対応に当たるように。余も、できるだけ皆のフォローを行う」
「「「「「畏まりました」」」」」
その後も細かい内容が決定し、会議は無事に終了。
あとは、試験問題などを積めれば大丈夫。
試験問題は、学園の常勤教師が対応することになっている。
「はあ、いよいよ試験が近づいてきたって気がします」
「うむ、そうじゃのう。我々も、気を引き締めて対応に当たらないとならぬ」
イアン様と雑談しながら会議室を出るが、初めての試験だから僕も頑張らないと。
さて、僕は次の仕事に行かないと。
「では、僕はアリアちゃん達の付き添いがありますので、これで失礼します」
「うむ、しっかりやるのじゃぞ」
「ケン君、子ども達を頼むよ」
僕はイアン様、アーサー様に見送られながら足早に会議室を後にした。
そして、王家のちびっ子達が待っている大部屋へと急いだのだった。
「ふう、午前中はフル回転だったので、ちょっと疲れました」
「そうね、色々重なってしまったわ。そこは、少し申し訳ないわ」
「「「もぐもぐもぐ」」」
昼食は、王家の食堂に招待されて王家の方々と一緒に食べていた。
アリアちゃん達は、公務を頑張ってお腹が空いたのか一心不乱にパスタを頬張っていた。
そんな中、王太后様が少し申し訳なさそうに話をしてくれた。
「王家に近い存在で孫やひ孫を安心して預けられる存在って、とっても限られているのよ。ケン君は国王や王太子直属になるから、どうしても色々と頼ってしまうわ。とはいえ、孫やひ孫の安全を考えるとそう簡単に一緒に行動できる者を増やすわけにはいかないわ。徐々に、対応していかないとならないのよ」
「「「もぐもぐもぐ」」」
未来の国王陛下であるブライトちゃんの存在もあるし、ビアンカちゃんは現国王の娘だ。
何とかして近づこうとする者はいるだろうし、実際に奉仕活動などでは治療をする王家のちびっ子達に接近しようとする貴族令嬢がいた。
現在は、近衛騎士や専属侍従、あとは僕たちみたいな者が王家の子ども達の公務の補佐をしていた。
「僕は、みんなの補佐をするのは苦痛ではないです。それこそ、みんなの成長を間近で見ることができてとても嬉しいです」
「ふふ、ケン君らしい答えね。私達も、小さかったケン君が大きくなっていくのを見るのをとても楽しみにしていたのよ」
「「「ごちそーさま!」」」
口の周りを汚しながらも元気にパスタを完食したアリアちゃん達を、僕と王太后様はにこやかに見つめていた。
あと少ししたら、イリスちゃんも公務に加わるだろう。
そうすると、今度はアリアちゃん達がイリスちゃんの面倒を見るのかなと、そう思ったのだった。


